
平成29年(2017年)度、宜野湾市宇地泊(ぎのわんし・うちどまり)から浦添市西洲(うらそえし・いりじま)までの海岸道約4.5キロメートルが、開通予定。周辺道路の渋滞解消と空港や港湾への交通緩和が期待される。
平成29年度に開通予定の区間は、宜野湾市宇地泊から浦添市港川(うらそえし・みなとがわ)の「一般国道58号浦添北道路」の延長2キロメートルと、浦添市港川から浦添市西洲の「那覇港浦添ふ頭地区臨港道路浦添線」の延長2.5キロメートル。合わせると4.5キロメートル延長になる。
沖縄県最大の幹線道路である国道58号線は、日常的に交通渋滞が発生し、地元の人だけでなく観光客や物流などにも影響を与えていた。浦添北道路・臨港道路浦添線を整備することで幹線道路の交通渋滞が緩和され、物流機能の強化や沿道環境の改善が見込まれる。また、空港・港湾へのアクセスがスムーズになることで、沖縄本島中北部からの移動時間が短縮され、観光や地域振興にも貢献できると期待されている。