
世界最大の障がい者スキューバーダイビング指導団体「HAS JAPAN」の全面協力のもと、海での遊びをあきらめかけていた障がいを抱える人と、その家族や仲間と一緒にスキューバーダイビングができる、2泊3日の沖縄旅の販売が開始している。
ツアーでは、水深50~60メートルの透明度、鮮やかな熱帯魚やサンゴ礁と世界屈指の海の美しさを誇る渡嘉敷島(とかしきじま)で体験ダイビングを行う。障がいに関する医学知識と、それに伴う高度な潜水技術を習得しているHASのインストラクターがマンツーマンでエスコートするので安心。旅行代金に機材一式の料金も含まれているため、手ぶらで参加できる。また、水陸両用車イス「HIPPOcampe(ヒッポキャンプ)」で海面をぷかぷか浮いて海水浴も楽しめる。
旅行期間は2016年8月20日(土)~22日(月)の3日間。体験ダイビングは2日目となる21日(日)に行われる。1日目は那覇のホテルにチェックイン後、自由時間。18時~20時からは沖縄の旅事情や世界の海を知る専門家3人が美しく壮大な写真とともに非日常的な世界へといざなう「食事しながら写真de絶景世界旅」を開催する。2日目は9時に那覇の泊港から高速船で渡嘉敷島のとかしくビーチへ。体験ダイビングを含め、終日海遊びを楽しんだあと、17時30分に高速船で那覇へ戻る。3日目は終日、自由行動となる。
募集型のツアー旅行のため、定員は15組30人まで(原則2人1組以上※ひとりでの参加も可)、最少催行人員は8組16人となる。参加条件は障がい者と参加する障がい者の介助などをできる健常者、合計2人以上1組、または、介助などを必要としない障がい者2人以上1組で申し込むこと。料金は2人1組で20万8000円(税込み)となり、ひとり追加ごとに9万8000円の費用がかかる。障がい者ひとりの参加で、介助者が必要な場合、ツアー代金とは別途(有償)で介助者を手配可能。
なお、21日(日)渡嘉敷島に現地集合し、体験ダイビングを行った後に解散することも可能。こちらの定員は5組10人(原則2人1組以上※1人参加も可)で、料金は2人1組4万8000円となる。料金には往復の高速船代と体験ダイビング費用が含まれている。
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