
沖縄県は2024年6月1日(土)にハブクラゲ発生注意報を発令しました。期間は6月1日(土)~9月末まで。
例年6月~9月にかけて、ハブクラゲに刺される被害が多発していることを受け、沖縄県は地元民や観光客に対して、海水浴の際には肌の露出をできるだけ避け、できるだけハブクラゲ侵入防止ネットの中で泳ぐよう、注意を呼び掛けています。
ハブクラゲは傘が半透明のため、水中では分かりにくく、刺された瞬間に激痛があるため、その時に初めて気付く場合が多いです。刺された跡は、ミミズ腫れが生じその後水疱となり、最悪の場合死に至るケースもあります。(沖縄県では、過去死亡例あり)
そのため、マリンレジャーを楽しむ際には、肌の露出を避けた長袖Tシャツやスパッツ、ラッシュガード、ウェットスーツなどの着用がふさわしいです。
なお、万が一ハブクラゲに刺された場合は、海から上がり、激しい動きをしないで近くにいる人に助けを呼ぶこと。また、患部はこすらず大量のお酢をかけてから触手を取り除いたあと、氷や冷や水で冷やし、医療機関などで治療を受けましょう。
ハブクラゲに関する問い合わせは沖縄県衛生薬務課薬務室、沖縄県衛生環境研究所または最寄りの保健所まで。