
2016年5月13日(金)、東京・渋谷で行われたスイーツのコンテスト「第2回アントナン・カーレムグランプリ パリ美食コンテスト」で沖縄県北部の金武町(きんちょう)にある洋菓子店「オキナワ フュージョン パティスリー モンクレア」のパティシェが作ったエクレア「ヴォーグ VOGUE」がグランプリを受賞した。
日本アントナン・カーレム協会が主催する同コンテストでは、全国から24人のパティシェが参加し「エクレアのチョコレート」をテーマに腕を競い合った。沖縄県金武町で洋菓子店を経営している「オキナワ フュージョン パティスリー モンクレア」オーナー兼パティシェの安富祖光将さんは、父親が育てた金武町産の無農薬小麦を使ったエクレア「ヴォーグ VOGUE」でエントリー。「味」、「仕上がりの完璧さ」、「独創性」が高く評価され、見事グランプリに選ばれた。
洗練されたおしゃれな女性をイメージして作った「ヴォーグ VOGUE」は、従来の丸みを帯びたエクレアではなく、スティック状の角張ったフォルムで凛として気品のある品に。金武町産の無農薬小麦を一部に取り入れたシュー生地に2種類のバニラの香りを一晩抽出させた生クリームとチョコカスタードを挟み、生地の上はチョコレート・ラズベリー・金粉でデザインした。
気軽に買ってもらえるよう、受賞作品「ヴォーグ」の味はそのままに一部を改良し価格を抑えて店頭で販売する予定だ。ちなみに、「ヴォーグ」で使われているシュー生地とカスタードクリームは、店頭で販売されているシュークリームにも使われているとのこと。シュークリームも合わせて注目してほしい。