
数々の作品で有名なアニメーション映画監督・宮崎駿さんが描いたロゴマーク入りの路線バスが、久米島町内で運行を開始している。
ロゴマークは宮崎駿さんの友人で、町の銭田森林公園に建設する「子どもたち向け交流宿泊施設」総責任者・堀野富洋さんが依頼し、描かれたもの。「久米島のロゴマークとして活用してもらい、県内外へのPRなどに役立ててほしい」と、久米島町が運営する久米島町営バスのラッピングデザインとして使用されている。
ロゴマークは、亀の背中に地球が描かれた水がめが乗っているデザイン。背中に乗った水がめには「久米」の文字が書かれており、「町民が連帯して島の未来を切り開いてほしい」という宮崎さんの思いが込められたデザインになっている。
バスのラッピングデザインは、堀野さん監修のもと地元・久米島町のデザイン会社が手掛け、バスの側面や前面など4カ所に描かれたロゴマークと鮮やかなブルーでひときわ目立つデザインになっている。久米島町営バスは、59人乗りで「久米島空港」から久米島町謝名堂にある「久米島町営バス営業所」までの区間を毎日6往復運行する。