
1月31日(土)、2月1日(日)の2日間、沖縄本島南部の与那原町(よなばるちょう)で、「軽便与那原駅舎 復活まつり」が行われる。
軽便(けいびん)とは、戦前、沖縄県内を走っていた沖縄県営鉄道のことで、県民からは“ケービン”という愛称で呼ばれていた。大正3年(1914)に那覇=与那原間で開通し、平成26年(2014)に100年を迎えた。
今回のイベントは沖縄軽便鉄道開通100周年の年に復元された与那原駅舎のオープンを祝うイベントで、メインイベントは軽便鉄道を題材にしたプロジェクションマッピング。会場付近では、DIAMANTES、山川まゆみなど、沖縄県出身のアーティストによる音楽ライブや、うちなーぐち(沖縄方言)で話題の芸人・じゅん選手のお笑いライブも開催。そのほか、エイサーや大道芸人によるパフォーマンス、カヌーの乗船体験などが行われる。
今後は、軽便鉄道の資料の展示公開や駅舎周辺の土地を含む一帯は公園として整備される予定だ。