松田鍾乳洞探検|宜野座村(ぎのざそん)でリアルアドベンチャー体験!
【投稿日】2020年05月25日(月)| 沖縄発

宜野座村(ぎのざそん)の松田(まつだ)地区の地下には、西側丘陵地から東海岸側へと鍾乳洞が存在しています。洞穴が形成されたのは、約10万年前と推測されていますが、琉球石灰岩で形成されているため、もろくて崩れやすく、7~8ヵ所で天井が崩落して洞口となっています。それぞれ、ウーヌメー洞,イヌジー洞,メーガー洞など固有の名前を持ち、これらの鍾乳洞の総称が「松田鍾乳洞」です。

「松田鍾乳洞たんけん」は、平成25年(2013年)宜野座村観光推進協議会などにより、本格探検コースとして整備されスタートした、探検アクティビティ・プログラム。「松田鍾乳洞」全体としては、1キロ近くありますが、鍾乳洞の探検コースはその中の約230メートル。ウーヌメー洞からスタートします。洞内はありのままの自然を活かすため、全行程、最低限の手すりやハシゴは置かれていますが、コンクリートなどによる足場は作られていません。

太古のまま残された鍾乳洞には、日常とかけ離れたダイナミックで神秘的な空間が広がっていて、天井高12メートルもある広いところや、四つん這いでしか進めない狭い通路を五感とヘッドライトの灯りだけを頼りに手探りで進んでいきます。まるで、探検家になったような気分を味わうことができますよ。
洞内には、コウモリ、オオゲジ、流水には、ウナギやテナガエビなど、とても珍しい生物も生息しています。地元ガイドが丁寧に案内、説明してくれますので、学びながら安心して参加できます。全行程で、2時間程。基本装備となるヘルメット、ヘッドライト、長靴、軍手は無料で貸し出ししてくれますよ。
ここでしか体験できない、非日常的なリアルアドベンチャーをぜひ体験してくださいね。
【投稿日】2020年05月25日(月)【投稿者】たびらい編集部