1. 「工房ちゅらうみ家」でつくる、オリジナルシーサーと笑顔いっぱいの思い出

「工房ちゅらうみ家」でつくる、オリジナルシーサーと笑顔いっぱいの思い出

【投稿日】2019年11月25日(月)| 沖縄発

沖縄で昔から、大切な家を守る魔よけや火災を防ぐための火伏せとして飾られているシーサー。今では身近な守り神として、県内外で広く親しまれる存在となっています。

那覇市(なはし)にある「工房ちゅらうみ家」では、その沖縄文化の象徴とも言えるシーサーを自分でつくる体験メニューを用意。心に残る思い出とともに、オリジナルのシーサーをお土産に持ち帰ることができますよ。

気楽に立ち寄れる、ウェルカムな雰囲気が魅力的!



「工房ちゅらうみ家」が店を構えるのは、連日多くの買い物客で賑わう「平和通り商店街」の一角。国際通りに面した商店街の入口から少し進んだ右側に2号店があり、さらに200メートルほど歩くと、左側に本店が見えてきます。



ドアがなく開放的な造りになっている1階は、ふらっと気軽に入りやすい雰囲気。棚にずらりと並んだ作品に囲まれながら、楽しく作業ができる空間です。



2階にも大人数が座れる作業スペースがあるので、ファミリーやグループ旅行の際にも安心。「工房ちゅらうみ家」では、なんと最大100名の団体受け入れも可能だそうですよ。

作者の個性が出るシーサーは、他では買えない特別なお土産に



さっそく、「シーサー作り体験」に挑戦です。

店内に並ぶ多種多様なシーサーのサンプルの中から、まずは自分のイメージに近いデザインを選びましょう。お手本サンプルを参考にしながら作業できるので、「シーサーの形ってよく分からないけど大丈夫かな…?」という初心者の方でも心配いりません。



イメージが固まったら、作業用のテーブルで制作を開始。3等分にした粘土の塊を丸める最初の行程だけでも、あまりの楽しさに笑みがこぼれてしまいます。



作り方をスタッフが丁寧に教えてくれるので、意外とすぐに慣れてきますよ。一連の行程は土が乾かないように素早く作業するのが、上手につくる秘訣です。小学校の図工の時間を思い出しながら、自分のインスピレーションに従って制作を進めましょう。



細かいパーツは、完成を想像しながら大きさや形を微調整して。目は鼻よりも小さめに、口は厚みのある形にすると、よりチャーミングなお顔になりますよ。



これで身体・顔・パーツが全部そろいました。ちなみにシーサーは口を開けて幸運を呼ぶのがオス、口を閉じて幸運を逃さないのがメス。たてがみや模様をつけてオリジナリティを出すのもいいですし、余った粘土があればハートやハイビスカスなどの小物を添えたりと、自由な発想で自分らしいシーサーに仕上げてくださいね。



一番の難所となるのが、パーツをつける行程。小さなパーツに竹串で穴を開け、接着用の粘土でくっつけて…と細かい作業をしているうちに、すっかり夢中に。焼いた時にパーツが外れてしまわないように、しっかりヘラで固定するのも大切ですよ。



ついに、オンリーワンのシーサーが出来上がりました!

この後は、約200度で焼き上げる「焼成(しょうせい)」の行程へ。受取は約1時間後に直接来店するか、郵送対応もOKです(着払い)。直接受取の方は完成を待ちながら、ランチや商店街の散策に出かけるのもいいですね。



ユニークな表情のシーサーは、愛嬌たっぷり!見れば見るほど愛おしさが込み上げるのは、自らの手でつくったからこそ。世界にひとつだけの品はどんな高価なものにも負けないくらい、スペシャルなお土産になるはずです。

シーサー作りだけじゃない!豊富なメニュー&サービスでおもてなし



「工房ちゅらうみ家」には、ほかにも体験メニューが充実。「シーサー絵付け」、「癒しのサンゴランプ作り」、「紅型染め」など、約10種類ものメニューがそろいます。リピーターやものづくりが好きな方は、沖縄旅行の度にコレクションを増やしていくのも面白そうですね。



各種体験メニューに参加した方には、嬉しいプレゼントも。八重山(やえやま)諸島の星砂や、可愛らしいキーホルダーがもらえますよ。



さらに、琉装(りゅうそう)での写真撮影できる無料サービスも見逃せません。ぜひ琉装&手作りの品を手に持って、SNSで「いいね!」確実の一枚を残してはいかがでしょうか?

スタッフとのユンタクも楽しみのひとつ。たくさんの笑顔が生まれる老舗工房



1994年に創業した「工房ちゅらうみ家」。この場所でお店をオープンした当時は、手作りの体験ができる施設はまだ少なく、沖縄県内でも珍しい存在だったそうです。

「地元出身のスタッフとのユンタク(おしゃべり)も楽しみながら、気軽に沖縄の伝統文化に触れてほしい」と話すのは、オーナーの南さん。「今では指導もいらないくらい、何年も通って来てくれるリピーターさんもいらっしゃいますよ」と笑顔をみせます。



カラフルな絵が描かれたフォトスポットも新に誕生するなど、たくさんの人々を楽しませてくれる「工房ちゅらうみ家」。ゆっくり落ち着いて体験したいなら、比較的落ち着きをみせる10~11月のシーズンがおすすめですよ。

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【施設名】
工房ちゅらうみ家(こうぼうちゅらうみや) 本店

【住所】
那覇市牧志3丁目2-45

【営業時間】
10時~19時(7・8月は~20時迄)

【定休日】
無休

【電話番号(問い合わせ)】
098-861-0008

【体験メニュー】
シーサー作り体験
※予約無しでも体験可

【所要時間】
40~60分程度

【催行人数】
1名~(親子で5歳程度~、小学2年生くらいであれば1人で全工程を体験するのもおすすめ)

【完成品の受取方法(①か②のいずれか)】
①当日の約40分~1時間後 または 翌日以降に直接来店(最終受付17時迄)
②配送(着払い)

⇒沖縄観光情報TOP

【投稿日】2019年11月25日(月)【投稿者】たびらい編集部

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