1. 「宮古ロックフェス」の生みの親。島の子どもたちに“本物の音楽”を届ける、イベントオーガナイザー|平良直也

「宮古ロックフェス」の生みの親。島の子どもたちに“本物の音楽”を届ける、イベントオーガナイザー|平良直也

【投稿日】2019年10月11日(金)| 沖縄発

2019年で14回目を迎えた「MIYAKO ISLAND ROCK FESTIVAL」。夏の訪れを告げる、野外音楽イベントで、過去にはORANGE RANGE、MONGOL800、BEGIN、ELLEGARDEN、ケツメイシ、かりゆし58など、超豪華アーティストが参加し、毎年チケットが完売になる大人気のイベントです。



平良 直也(たいら なおや)さんは、その「MIYAKO ISLAND ROCK FESTIVAL」の創設者。今や宮古島を代表する音楽フェスは、「故郷・宮古島の子どもたちに、本物の音楽を聴かせたい」という“想い”からスタートしました。

「僕自身、こういったイベントの企画や制作を学んだ経験がなかったので、すべてゼロからの状態、手探りの状態で始めました。そのため、島の人からは“できっこない”と言われていましたね。でも、島の子どもたちに音楽を届けたいという想いと、自分のカンを頼りにここまで進めてきました。今はその想いに共感してくれたアーティストや島の人たちが、公私にわたって活動を支援してくれています」



さまざまな経験を活かし、現在はイベントオーガナイザーのお仕事以外にも、スタンドアップパドル(SUP)やサーフィンスクールのアクティビティのほか、カフェやオリジナルウェアを販売する複合型のショップ「SURF&CAFE SWELL」を設立・運営しています。特にサーフィンスクールは、今年から始めたのですが、これが大人気なんだそう。




カフェのおすすめメニューもご紹介。



「エビフライ定食(950円)」は、衣はサクサク、なかはふっくらジューシーに。具がたっぷりのタルタルソースとの相性は抜群です。肉汁あふれるロースカツにスパイスの効いたスープカレーがやみつきになる「ロースカツスープカレー(1200円)」も絶品です。ぜひ一度ご賞味あれ。



SWELLでは、オリジナルブランド「EVERYDAY HOLIDAY」のウェアやグッズも販売しています。ついつい商品に手が延びてしまうほどの可愛らしいデザインは、平良さんの友人が東京でデザインしているとのこと。

平良さん自身、何かこだわりがあるのかと思いきや「長い付き合いなので、あえて何も言いませんね。流行や時代の流れを読むのも、僕のカンです」と一言。最後までカリスマ性あふれる、平良さんでした。

次々と新しい事を仕掛けていく平良さんに、次はどんな事を?と聞くと

「宮古ロックフェスは大きなフェスに育ち、少なからず島の子供たちにも影響を与えているようで、高校生の間では軽音部のバンド活動が盛んになったと聞いています。中には島外のコンテストで受賞するほどのバンドもあるそうですが、島内には子供たちが満足に練習をするスタジオがありません。次は、このような子供たちが気軽に練習する場づくりを積極的に応援・支援していきたい。」と、やっぱり島の子供たちの為にという”想い”が。

強く優しくかっこいい平良さん。SWELLに行けば、宮古の音楽の話だけでなくミャークを想う心に触れられるかも。

【店名】
SWELL(スウェル)

【住所】
沖縄県宮古島市平良久貝664

【問い合わせ(電話番号)】
0980-79-9900

【営業時間】
・ランチタイム 11時30分~14時
・ティータイム 14時~17時
・ディナータイム 17時~

【体験アクティビティ】
・SUP(サップ)体験レッスン60分 5000円(税込み)※保険料込み
・サーフィン体験レッスン 180分 1万1000円(税込み)※保険料込み

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■JTA×たびらい沖縄の挑戦
沖縄県内離島の魅力や、先人の業・知識を未来へ伝えていく若き島人にフォーカスした記事を「JTA×たびらい沖縄」のコラボ企画として取材中。現地までの道のりを、ワクワクさせるおもてなしと翼で届けてくれる「JTA」と、現地発信をモットーに沖縄ファンへ情報を届け続ける「たびらい沖縄」のコラボ記事を引き続きお楽しみください。

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【投稿日】2019年10月11日(金)【投稿者】たびらい編集部

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