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【投稿日】2018年11月02日(金)| 沖縄発
那覇市首里赤田町(なはし・しゅりあかたちょう)の細い道を入った先に、一軒の沖縄そばの名店があるのをご存知でしょうか。こちらは、県内外問わず連日多くのお客が行列をつくることで知られる「首里そば」。午前11時30分になると「お待たせしました!オープンします!」という元気な声を合図に、オープン前から並んでいたお客が続々と店内へ。開店時間からわずか数分を過ぎただけで、ほとんどの席が埋まってしまうほどの人気店です。店名を冠した「首里そば」は、一日約100食分を用意。器に顔を近づけると、温かな湯気とともに鰹の香りがほわりと立ち込めます。麺の太さが不ぞろいなのは、手打ちの証。1993年に惜しまれつつ閉店した「さくら屋」というそば屋から継承した技術を継承したこだわりの自家製麺です。「出来るだけ透明に」と意識してつくるスープは、初めて沖縄そばを食べる方にも受け入れやすい味わいで、鰹と豚肉、島塩でシンプルに仕上げています。具材は醤油と砂糖などの味が染みた三枚肉、赤肉、市内にある老舗「ジランバ屋」から仕入れるかまぼこ、それに針しょうがをトッピング。すっきりスープとコシの強い麺、具材が三位一体となった美味しさをしみじみと堪能してください。地元の方を真似てコーレーグース(唐辛子の泡盛漬け)を加え、ピリッと味わうのもおすすめです。昆布、かまぼこ、豚肉、人参などで具沢山に炊き上げた「じゅーしー」は、そばの最高のお供。「首里そば」の隣に追加で頼んだ「じゅーしー」を添えると、“これぞ沖縄の食卓”という定番の並びが完成。旅気分も盛り上がります。ほかほかの沖縄風炊き込みご飯は、そばと交互に食べるのに丁度良い素朴な味わい。夢中でぱくぱくと食べ進めるうち、気がつくと両方の器が空になっていることでしょう。トコトン沖縄らしさに浸るなら最後にもうひと品、「こーりぜんじゃい(氷ぜんざい)」もぜひ。食事の〆に、冷んやり喉を潤してはいかがでしょうか。昔ながらのザクッ・ジャリッとした食感は、昭和世代には懐かしく、若い世代は新鮮に思えるはず。お椀に盛りつけた見た目にも親しみを感じられ、思わず頬がゆるみます。氷の下には時間をかけて炊いたあずき豆と白玉が入っていて、甘さ加減も絶妙ですよ。靴をぬいで入る店内にはテーブル席のほか、奥の部屋に座敷席もあります。店の建物は、元々は店主の親戚が住んでいた家を改装したもの。自宅の雰囲気が残る空間では、まるで沖縄の親戚の家に遊びに来たような感覚で、リッラックスして過ごせます。「首里そば」は、モノレール首里(しゅり)駅を降りて徒歩5分ほどの場所にあります。大きな看板もなく一見分かりにくいようにも思えますが、もはや、行列自体が店の目印に。満車状態になっている駐車場や、わくわくと順番を待つ人々の姿を目にすれば、すぐに店を見つけることができますよ。沖縄旅行の予定を立てる際、ここの絶品そばを目的のひとつに入れるなら、夏休みなどのオンシーズンを外した平日の早い時間に訪れるのがいいでしょう。【店舗名】首里そば【住所】那覇市首里赤田町1丁目7【問い合わせ(電話番号)】TEL:098-884-0556 【営業時間】11時30分~14時頃(売切れ次第終了)【定休日】日曜日【駐車場】あり【備考】カード利用不可⇒公式サイトはこちら
【投稿日】2018年11月02日(金)【投稿者】たびらい編集部
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