1. Ringo café(リンゴカフェ)|瓦屋根の古民家で出会える、カラフルな島マカロン

Ringo café(リンゴカフェ)|瓦屋根の古民家で出会える、カラフルな島マカロン

【投稿日】2018年05月07日(月)| 沖縄発

車で渡れる瀬底島(せそこじま)の田舎道を進んだ奥に、瓦屋根の家が一軒。

ここは、パティシエのVincent Drmer(ヴァンサン・ドロメール)さんと田所慶子さんの夫婦がオープンした「Ringo café(リンゴカフェ)」。

昔懐かしい古民家で真っ先に目に飛び込んでくるのが、入口にあるショーケースです。そこには、まるでフランスの街角にある店のように、カラフルなマカロンたちが魅惑の姿でお待ちかね。ひとつひとつ、妥協のない手仕事から生み出されるマカロンは、県内外からの訪れる人々のハートをキュンとさせています。

リンゴカフェのマカロン

丸い形の「マカロン」は、食べるのがもったいなくなるほどの可愛さ。沖縄の素材を使ったフレーバーをはじめ、季節ごとに登場する種類も合わせて約20種が並びます。
(写真のマカロンは、手前・左からパッションフルーツ、島バナナキャラメル。奥・左から伊江島塩ピーナッツ、泡盛、塩ピスタチオ、さんぴん茶)

また、沖縄の素材をイメージしたマカロンには、美しい仕掛けがたくさん。例えば「島バナナキャラメル」は、茶色のココアをひと塗りすることで、島バナナの質感を表現しています。つぶつぶを施した「パッションフルーツ」も、見た目ですぐに独特な果実をイメージできますね。小さなお菓子の中に忍ばせた繊細な技にも注目すると、ショーケースを眺める時間がいっそうワクワクしますよ。

リンゴカフェのシュークリーム

ケーキに目がない貴方には、「塩キャラメルのシュークリーム」がおすすめです。

ふわふわのシューの中には、生クリームがたっぷり。パクリとほお張ると、まろやかなクリームと沖縄の塩でアクセントをつけた自家製キャラメルが溶け合い、口の中をいっぱいに満たします。ひとたび味わえば、すぐに虜になってしまいますよ。

スイーツの相棒にぴったりの「コーヒー」も一緒に頼んで、穏やかなひとときを過ごしてくださいね。

店内

かつて豚の家畜小屋として利用されていた建物を改装したカフェ。ちょっと斜めになった床などは、手づくりならではのご愛嬌です。沖縄の文化を大切にしたいと考える慶子さんは、「お客さんに来てもらうことで、古い家に風を入れて残していきたい」と話します。

庭にはバナナやアセロラの木が植えられ、瓦屋根の上にはパッションフルーツの実がなっていることもありますよ。

オーナー夫妻

パティシエのVincent Drmer(ヴァンサン・ドロメール)さん&田所慶子さん夫妻。

ヴァンサンさんのマカロンは「数種類を食べ比べたり、他のスイーツも一緒に味わえように」という想いから、小さめのサイズでつくっています。中に挟んだクリームも種類ごとに変えているので、フレーバーによって全く異なる印象を楽しめます。

そして「その時のフィーリングのままに。“今”を大切にしています」と話すのは、慶子さん。店に立つ慶子さんは、イートインで使う器に、その場で摘んだ葉っぱを飾って提供することも。いつも自然体でいる慶子さんらしいおもてなしですね。

カフェに並ぶお菓子たちは、持ち帰りもOK。ですが、やはりショーケースから取り出した直後の方が美味しく味わえます。スイーツたちの最も魅力的な瞬間を見逃さないように、ぜひイートインを利用して。または、さっと近くの海へ移動して、海水に足を入れつつマカロンをかじる…なんていうのも、島旅ならではのスイーツタイムになりますよ。

マカロンは、人気のフレーバーから売切れてしまうこともしばしば。色とりどりのお菓子がずらりと整列した姿に出会いたいなら、早めの時間帯に訪れるといいでしょう。

【店舗名】
Ringo café(リンゴカフェ)

【メニュー例】
マカロン(コーヒー・泡盛・さんぴん茶・島バナナキャラメル・パッションフルーツ・伊江島塩ピーナッツ・塩ピスタチオなど)、塩キャラメルのシュークリーム、本部町産のパッションフルーツのロールケーキ など

【ドリンクメニュー例】
コーヒー(ホット or アイス)、有機レモンソーダ、ローズ&フランボワーズソーダ など

【住所】
本部町瀬底279

【問い合わせ(電話番号)】
TEL:0980-47-6377(予約不可)

【営業時間】
10時~17時(売切れ次第終了)

【定休日】
月曜・火曜日

【駐車場】
あり

【備考】
カード利用不可

⇒公式サイトはこちら

【投稿日】2018年05月07日(月)【投稿者】たびらい編集部

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