1. 舟蔵の里(ふなくらのさと)|季節が織りなす島の風景と、滋味深い郷土料理を五感で愉しむ

舟蔵の里(ふなくらのさと)|季節が織りなす島の風景と、滋味深い郷土料理を五感で愉しむ

【投稿日】2018年03月15日(木)| 沖縄発

“五感で味わう八重山(やえやま)”を意識したおもてなしを、心ゆくまで体感できる「舟蔵の里(ふなくらのさと)」。3000余坪の敷地内には郷土料理棟、茶房棟、ギャラリーショップなどを有します。

小鳥のさえずりに迎えられ、里に一歩足を踏み入れると、そこには緑の庭園や木造赤瓦の古民家が。オーナーの「なるべく風土に根ざしたものを見てもらいたい」との想いから、庭園には鉢植えの植物がほとんどなく、島の土にしっかりと根付いた植物などが南国情緒を醸し出します。

舟蔵の里料理

風情あふれる空間で、島の郷土料理をあれこれ試したいという方には「そば会席」がおすすめ。

テーブルの上には、小サイズの八重山そば、こーじゅーしー(沖縄風炊き込みご飯)、昆布いりちー(炒め物)、みみがー(豚の耳皮)、地豆(じーまーみ)豆腐、ちきむん(漬物)、すぬる(天然もずく)が、それぞれ食べやすいサイズで並びます。

揚げ出しで仕上げた地豆豆腐は、衣がパリッ、中はもちもちの食感がクセに。八重山そばには、途中でヒバーチ(島胡椒)やコーレーグース(島唐辛子の泡盛漬け)をかけると、いっそう風味が増しておいしくなりますよ。

舟蔵の里の店内

やわらかな自然光が窓から差し込む郷土料理棟。テーブル席や座敷席があるほか、別棟には団体旅行などで利用したい個室や広間も用意しています。

夜イメージ
夜イメージ

また、がらりと雰囲気が変わる夜には、歌三線や八重山舞踊を鑑賞することができます。ぜひ開催時間に合わせて来店して、島の芸能にふれる楽しいひとときを過ごしてくださいね。

舟蔵の里の料理

ティータイムや食後には、自家栽培や県産のグアバを使用した「グアバジュース」と「島豆腐のレアチーズ 長命草ソースかけ」をどうぞ。

「島豆腐のレアチーズ」は、なめらかな口触りにうっとりするオリジナルデザート。きれいな若葉色のソースは、“1株食べると1日長生きする”と言われている長命草(ボタンボウフウ)をミキシングして仕上げています。長命草は敷地内で見つけることができるので、庭を散策しながら探すのも楽しいですよ。

舟蔵の里の店内

ほっとひと息つける茶房棟「カフェ Boat Station(ボートステーション)」には、地元からのお客も休憩に訪れます。窓の向こうに見える庭園を眺めながら、ゆるりと流れる島時間に身をまかせましょう。

舟蔵の里で販売している土産

お腹も心も満たされた後は、ギャラリーショップ「邑(むら)」に立ち寄ってみて。

県内作家による作品を中心に、陶器(やちむん)や琉球ガラス、シーサー、小物などを展示・販売しています。手づくりのぬくもりあふれる箸袋は、「舟蔵の里」で体感した時間を思い出すいいお土産になりそうですね。

「舟蔵の里」は、現会長の元村(もとむら)さんが“「食」を中心に沖縄、八重山を感じてほしい”との想いで約34年前にオープン。

どこにもないオンリーワンの世界観で、多くの観光客を魅了しています。琉球文化を象徴する郷土料理や建築物、季節や時間ごとに移り変わる景色を愉しみながら、昔懐かしいの島の面影に想いを馳せてください。

【店舗名】
舟蔵の里(ふなくらのさと)

【メニュー例】
そば会席 1800円、島豆腐のレアチーズ 長命草ソースかけ 300円、なーべらーみそいりちー 850円、ごーやちゃんぷるー 850円、会席 やらぶ 2500円、会席 郷土料理づくし 5500円 ほか会席メニュー各種 など 
※全て税別

【ドリンクメニュー例】
フレッシュジュース(グアバ・マンゴー・パインなど) 各800円、薬草島茶 600円などソフトドリンク各種、ビール、泡盛、日本酒、ワインなどアルコール各種 など
※全て税別

【商品例】
舟蔵の里オリジナル箸袋 1袋2000円~ など

【住所】
石垣市石垣新川2468-1

【問い合わせ(電話番号)】
0980-82-8108

【営業時間】
11時~22時(ラストオーダー21時)
※歌三線・八重山舞踊18時30分~20時30分

【定休日】
不定休

【駐車場】
あり

【備考】
カード利用可

⇒詳しくはこちら

【投稿日】2018年03月15日(木)【投稿者】たびらい編集部

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