1. ステーキ&レストラン パポイヤ|石垣牛を広めた老舗で食す、記憶に残る感動ステーキ

ステーキ&レストラン パポイヤ|石垣牛を広めた老舗で食す、記憶に残る感動ステーキ

【投稿日】2018年03月05日(月)| 沖縄発

石垣島(いしがきじま)の食を語るなら、絶対に外せないのが「石垣牛(いしがきぎゅう)」。その品質と味の良さで、今や沖縄県を代表する特産品のひとつとして知られています。そのブランド牛を、地元・石垣島で初めて本格的にメニューに取り入れたと言われるのが、「ステーキ&レストラン パポイヤ」です。

店を構えるのは、石垣市大川(いしがきし・おおかわ)の一角に建つビルの8階。専用駐車場は用意していないので、近くのコインパーキングを利用するか、市街地のホテルに滞在の方は徒歩で向かうといいですね。

パポイヤのステーキ

さっそくステーキを注文すると、火を入れる前の肉の状態を見せてくれます。初めて訪れた方は、この思いがけない演出で思わず笑顔に。視覚を刺激するおもてなしで、料理のできあがりを待つ時間がいっそう楽しくなります。

パポイヤのステーキ

こちらは、店で1、2位の人気を争うテンダーロインとサーロインの2種をそれぞれ約100グラムずつ味わえる「特上ステーキ」。

熱々の肉を切り分けたら、最初はぜひ何もつけずに召し上がれ。ひとくち噛むと、石垣牛のテンダーロインは想像を超える柔らかさ、そしてサーロインの芳醇な甘みに驚かされることでしょう。「石垣の塩」を少し付けて味わうと、肉のうま味がいっそう際立ちます。そうして肉そのものの味を存分に堪能したら、最後に西洋わさびソースと長ねぎのソースの2種で味の変化を楽しむ…というのが、オーナーシェフおすすめの食べ方です。

こちらのセットは、通常スープ・サラダ・パンorライスが付きで提供。これだけでもボリューム満点ですが、さらに日によってはゴーヤーのピクルスやサーロインの脂をカリカリに焼いた品、島どうふなど、サービスのひと品を追加することもあるそうですよ。

パポイヤのサイドメニュー

「もう一品食べたい!」という時には、「スジ肉の串焼き」をどうぞ。ヒレのスジ肉は、約2時間煮込み、余分な脂をとって串焼きに仕上げています。

パクリと味わうと、表面はカリッ、中はホロッと肉が口の中に溶け込んでいくのが分かります。これだけ仕込みに手間ひまをかけているにも関わらず、手ごろな価格で味わえるのは嬉しいですね。

「石垣牛を食べるなら、ステーキが一番!」と話すのは、スタッフの小澤一樹さん。

「ステーキ&レストラン パポイヤ」は、一樹さんの父であるオーナーシェフ・小澤康栄さんが約30年前にオープン。まだ石垣牛という名が知られていない当時、「島の末端からおいしい石垣牛を広めていこう」という島の人々の想いに応え、石垣牛を提供することになったそうです。

康栄さんは、石垣牛の魅力を「匂いも少なく、さっぱり食べられます。とても柔らかい肉質なのに、しっかり“肉”を食べている!という感じが、他の肉とは全く違うところです」と話します。

お客の中には、ここのステーキを食べるために、わざわざ東京から日帰りでやってくる強者もいるという老舗ステーキ店。子ども向けに「お子さまステーキ」も用意しているので、家族旅行の食事にもおすすめです。

【店舗名】
ステーキ&レストラン パポイヤ

【メニュー例】
特上ステーキ(スープ・サラダ・パンorライス付き) 、スジ肉の串焼き など 

【住所】
石垣市大川258 レオビル8F

【問い合わせ(電話番号)】
0980-83-3706

【営業時間】
ランチ:11時30分~14時(ラストオーダー13時)
ディナー:17時~22時(ラストオーダー20時)

【定休日】
日曜

【駐車場】
なし

【備考】
カード利用可

【投稿日】2018年03月05日(月)【投稿者】たびらい編集部

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