1. 読谷むら巡い(みぐい) 都屋コース|せり見学から始まる 沖縄の味・人情・歴史・絶景に出会う村歩き

読谷むら巡い(みぐい) 都屋コース|せり見学から始まる 沖縄の味・人情・歴史・絶景に出会う村歩き

【投稿日】2018年02月28日(水)| 沖縄発

読谷村(よみたんそん)にある都屋漁港(とやぎょこう)では、水揚げされたばかりの魚をせり落とす様子を見学。さらに伝統製法のかまぼこの試食や、地元のオバァたちとのユンタク、美しい眺望の背景にある歴史などにふれることができますよ。バスや車の車窓からは見えない、村の風景や地元のと人々との触れ合いが、あなたを待っています。(ユンタクとは「おしゃべり」を意味する沖縄方言)

まちまーい 都屋コース

せり市場には、水揚げされたばかりの赤や青色の魚たちが次々に運び込まれます。ビビッドカラーが派手な沖縄の魚に、誰もが一度はギョッ!と驚くはず。せりがスタートした瞬間、たちまち仲買人たちの威勢のいい声が響き渡り、臨場感あふれる様子を目撃できますよ。

まちまーい都屋コース

「寿味屋食品(すみやしょくひん)」では、熱々のかまぼこをパクリ。沖縄のかまぼこは、油で揚げるのが特徴的です。家庭や店ごとに様々なアレンジで親しまれていますが、やっぱりそのままで食べるのが一番。地元の人が「“ヤーサノーシ”にぴったりサァ!」と、笑顔で言うのも納得です。(ヤーサノーシのヤーサは「空腹」、ノーシは「直し」。小腹が空いた時などに「空腹を満たすもの」という意味で使われる沖縄方言)

◆寿味屋食品(読谷村字都屋8、9時~17時、日曜休)

まちまーい都屋コース

新旧の家々が立ち並ぶ村内をゆったりと歩きます。会話の中で何気なく話してくれるローカルネタも、ガイドさんによって様々。村に住む個性的な人々の話や、日常のエピソードなどを聴いているうちに、ぐっと親近感が湧いてきます。

まちまーい都屋コース

道の途中では、商店の前でせっせともやしのひげ根をとるオバァたちとの出会うことも。「こうすると美味しくなるわけさぁ~」と話すオバァたちと、少しの間立ち止まっておしゃべり。人懐っこい笑顔に、ふわりと心が癒されます。

まちまーい都屋コース

「こんにちは!」と、ガジュマルの木のそばに座る精霊・キジムナーにもご挨拶。ガイドさんによると、村内の他の場所でも、違う表情のキジムナーに会うことができるのだとか。むら巡い(みぐい)の後に、探してみるのも楽しいですね。(むら巡いとは「村めぐり」を意味する沖縄方言)

「ユーバンタ浜」に建てられているのは、沖縄戦の悲しみや平和の尊さを歌った沖縄民謡の名曲「艦砲ぬ喰ぇー残さー(かんぽうぬくぇーぬくさー)」の歌碑。悲しい歴史を乗り越えて、今の美しい沖縄があることを知ると、沖縄の姿がまた違って見えてくるものです。

【コース名】
読谷むら巡い(みぐい) 都屋コース

【エリア】
読谷村(よみたんそん)

【催行日】
月・火・水・木・金・土曜(祝日、せりが休みの日を除く)

【料金】
※料金はまちまーいの公式にてご確認ください。

【開始時間】
①9時30分~
※7歳以上、定員3名~受付可

【集合場所】
読谷村字都屋33 都屋漁港

【問い合わせ(電話番号)】
TEL:098-941-2048(9時~17時)
※前々日15時迄に要予約
※雨天によっては当日中止の場合あり

【所要時間】
約90分

【おすすめの服装】
動きやすい服装、歩きやすい運動靴

【持ち物】
雨具、飲み物
※夏場は熱中症対策用グッズも用意するのがおすすめ(帽子、日傘など)

【駐車場】
あり

【備考】
※読谷村内を巡るコースは、ほかに「喜名コース」、「座喜味コース」もあり
※読谷村都屋漁港せり市場では、漁師飯やマグロ解体ショーなどを楽しめる「海人みなとピクニック」を、毎月第3日曜に開催(問合せ:読谷村漁港協同組合098-956-1640)

【投稿日】2018年02月28日(水)【投稿者】たびらい編集部

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