1. 古宇利島カフェ|島で出会った仲間の愛情がつまった手作りカフェ

古宇利島カフェ|島で出会った仲間の愛情がつまった手作りカフェ

【投稿日】2018年02月26日(月)| 沖縄発

島の名前の語源が「恋島(くいじま)」とも言われていて、沖縄版「アダムとイブ」の伝説が残る古宇利島(こうりじま)。本島北部の西側にあり、コバルトブルーの美しい海に浮かぶ小さな島です。平成17年(2005)には、古宇利大橋が開通して本島からも車で気軽に行けるようになりました。

古宇利大橋を渡ってすぐのところ、島の入口にある「古宇利島カフェ」は平成29年(2017)の12月にリニューアルオープン。以前の隠れ家的なカフェの雰囲気も残しながら「癒し」をコンセプトに生まれ変わりました。

古宇利島カフェ店内

お隣の「海の家 YOSHIKA」とは姉妹店で、YOSHIKAグループの仲間たちがプロも素人も一緒になってお店を手作りしました。

毎年、夏になると全国各地や海外からもボランティアにくる方が多くいて、新しい人や年代の違う方との出会いを楽しんでいます。店長の小松さんは「こちらも刺激を受けますし、『沖縄に帰る場所ができた』と言ってもらえることが嬉しいです」と教えてくれました。

また、そんな小松さんも以前たくさんの仕事と人間関係に心身ともに疲れてしまったときに、いつも自然体で素敵な沖縄の仲間たちに出会って、癒されたことがきっかけでこちらに腰を据えることになりました。

古宇利島カフェ店内

こちらのテーブルはお店で仲良くなった、イスラエルで家具のデザイナーをしているバックパッカーのカップルが作ってくれたそうです。昔からあるテーブルで脚が壊れていたものを流木を使って直してくれました。お店作りも同じように、材料も新品のものだけではなくて、中古のものをもらってきたり、鉄の錆を落として使ったり、基礎の基礎から全部手作り。小松さんは「以前のように、もっとジャングルみたいにしたい」そうなので今後も楽しみです。

古宇利島カフェからの景色

2階のテラス席は古宇利大橋と羽地内海が目の前に広がり、その先国頭半島が遠くまで伸びています。都会にいるとなかなか体験できない潮風を全身で感じることができます。

古宇利島カフェの料理

売り切れになることもあるというイチオシの「島プリン(560円)」はリニューアルと共に提供をスタート。太陽の光をいっぱい浴びた今帰仁村産のさとうきびを使用しています。しっかり形を保っているのに、口の中に入れるととろりと滑らかです。古宇利島の海水が原料のミネラルウォーターを使ってドリップした「海コーヒー(500円)」をお供にどうぞ。

古宇利島カフェの料理

とにかくチーズがたっぷりトッピングされた「島ピザ(1100円)」は、玉ねぎとキノコ、ナスも入っていて食べごたえ抜群です。

夏はビールと合わせてテイクアウトする人も多く、スタッフもお気に入りで定期的に購入して食べているそう。

「古宇利島は出会いの島、出会いの交差点」とオーナーがよく言うそうなのですがその言葉も納得。こちらでおいしいものを食べて、綺麗な海と素敵な人たちと出会うと気持ちも晴れてパワーが溢れてくるようです。

【店舗名】
古宇利島カフェ(コウリジマカフェ)


【住所】
沖縄県国頭郡今帰仁村古宇利325

【問い合わせ(電話番号)】
090-2754-7459

【営業時間】
11時~日没まで

【定休日】
年中無休

【駐車場】
あり

【交通アクセス】
沖縄自動車道 許田ICから車で約35分

【公式サイト】https://kourijima.cafe/

【投稿日】2018年02月26日(月)【投稿者】たびらい編集部

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