
沖縄生まれの泡盛は独特の香りとすっきりとした喉ごしが魅力。600年以上の歴史を持ち日本最古の蒸留酒ともいわれています。そんな泡盛の飲み方として、「水割り」がスタンダードですが、沖縄ファンの間では最近、新しい楽しみ方が話題になっています。
それが泡盛カクテル「58KACHA-SEA」です。沖縄の特産品であるゴーヤー(苦瓜)の特徴を見事に生かしたカクテルで、平成28年(2016)11月1日の「泡盛の日」に、レシピの公募によって誕生しました。
沖縄のメインストリート「国道58号線」と材料のゴーヤーをもじり、グラスの中のゴーヤーをかき混ぜながら飲むイメージから、沖縄の手踊りカチャーシーを組み合わせた名前になっています。「カチャーシー」には、沖縄の言葉で「かき混ぜる」の意味があり、海(SEA)との掛詞になってもいるそう。
そんな「58KACHA-SEA」は、多少苦みはありますが、沖縄の気候のもとでは、それがかえってクセになるさわやかさを生み出しています。普段泡盛を飲まない人や、お酒が苦手な女性にも飲みやすく、じわじわと沖縄ファンの間で話題に。沖縄各地の居酒屋やバーのほか、関東近郊のお店でも提供されています。
レシピも簡単なので、自宅でも気軽に沖縄らしいカクテルを楽しむことができますよ。材料や作り方はこちらから。