1. 新開地めぐり|アメリカナイズされたちょっとディープな町を食べ飲み歩く

新開地めぐり|アメリカナイズされたちょっとディープな町を食べ飲み歩く

【投稿日】2017年09月26日(火)| 沖縄発

金武町(きんちょう)の「新開地」とは、米軍施設キャンプハンセンのゲート前に広がる街です。昭和45年(1970)前後のベトナム戦争時代には、アメリカ兵用の歓楽街として最盛期を迎えていました。

日の丸と星条旗が掲げられたアーチの向こうには、横文字の看板がずらりと並び、コンクリート造りにカラフルなイラストが描かれた建物など、アメリカナイズされた、異国情緒あふれる街並みが今も残されています。この独特な雰囲気は、映画やCMの撮影などでも以前はしばしば使われていた場所でもあります。

また、新開地は沖縄県のソウルフードでもある「タコライス」発祥のまちとしても知られ、「キングタコス」の1号店がここにあります。この小さな町にタコライス専門店が10件以上もあり、そのタコライスはすべてボリューム満点です。

キャンプハンセンのゲートの一番手前に店舗を構える「GATE1」の「ジャンボチーズバーガー」もビッグサイズ。思わず写真を撮りたくなります。友達とシェアしたり、食べ歩きも楽しみながら、沖縄とアメリカのチャンプルーした独特な雰囲気を味わえます。

かつては、日夜賑わい、あちこちにドル紙幣が舞うという、眠らない町だったようですが、午前中に訪れると、現在はシャッターを閉めたお店がほとんどで、哀愁漂う雰囲気が醸し出されています。それでも週末の夜になると、昼間とはまた違った雰囲気で、多くの外国人がやってきて、大いに賑わいます。お酒が得意な人にとっては、普段と違う雰囲気で楽しめるはずです。9割以上が外国人のバーであったり、地元のうちなーんちゅと半々であったり、国境を超えた社交の場として、今も栄えている「新開地」です。

お酒を飲まれる方は、タクシーでの往来がおすすめですが、代行でお帰りの方は、アクティブパーク駐車場か金武町公共駐車場に無料で停められます。ノスタルジックで、異国感漂う「新開地」へ遊びに行きませんか?

【場所】
沖縄県国頭郡金武町金武

【駐車場】
アクティブパーク駐車場、金武町公共駐車場

【電話番号(問い合わせ)】
098-968-6117(金武町ネイチャーみらい館)
⇒詳しくはこちら

【交通アクセス】
那覇空港よりR329経由、キャンプハンセン方面へ1時間30分、第1ゲートの向かい側

【投稿日】2017年09月26日(火)【投稿者】たびらい編集部

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