
「食は命薬ぬちぐすい」をモットーに石垣島の旬な食材を使用したメニューが地元客や観光客に大人気のお店。食べるラー油の火付け役「辺銀食堂の石垣島ラー油」を製造・販売していることでも有名です。

辺銀食堂は辺銀暁峰・愛理さんご夫婦が平成12年(2000)に開業。当時から化学調味料を一切使用しない、また主に島内で収穫した旬な食材を生かしたメニューを提供し続けています。
石垣牛、もろみ豚のほか、オオタニワタリやアダンなど、沖縄本島ではなかなか食べられない石垣島ならではの食材を使用した料理が揃います。メニューはすべて辺銀夫婦がアレンジしたものです。
「辺銀食堂は、辺銀家の延長線上にあります。自分たちの子供に食べさせたい石垣島の食材を使い、アクや苦味を食べやすく調理しています。また観光客は短期滞在の方が多いので、一晩で島の食材を楽しんでいただけるよう、なるべく多くの食材を使用しています」と暁峰さんは言います。
お店の魅力はメニューだけでなく、辺銀夫婦の人柄にもあります。お店にいるときには、常にお客さんとコミュニケーションを取るそうです。おしゃべり好きな愛理さんの周りはいつも笑い声があふれています。最近ではFacebookを使ってお客さんと連絡を取っているというから驚きです。「食堂のことだけでなく、石垣島のことなら何でも気軽に聞いて」と笑顔で話す愛理さん。おいしい食事と優しい人柄で心と体が元気になる、辺銀食堂へぜひ。