1. シュガーローフ

シュガーローフ

【投稿日】2016年05月06日(金)| 沖縄発

6日間で米軍2600人あまりの犠牲者を出した沖縄戦最大最悪の激戦地

昭和20年(1945)5月12日から18日にかけて、日本陸軍の首里防衛線の西端に位置していた「安里五二高地」(通称「すりばち丘」)で、日本軍守備隊の独立混成第44旅団配下の部隊は、西海岸から侵攻してきた米軍第6海兵師団と沖縄戦最大とも言われる激戦を繰り広げた。

ここでは、米軍によるおびただしい砲弾で地中の白い石灰岩が露出して砂糖パンのようになったことから、米軍は「シュガーローフヒル」と呼称するよになった。

この戦いで、海兵隊側は2662人の戦死傷者と、沖縄戦で最多となる1289人の戦闘疲労患者(PTSD)を出したとされる。正確な記録は残っていないが、日本軍だけで数千人の死者が出たと言われている。

この場所は戦後(1980年代前半まで)長きに渡って、米軍居住地域として接収されていたが、現在では返還され「おもろまち」として再開発途上。

丘自体はかつて100メートルほどの長さがあったが、大幅に削られ現在は水道タンクが乗る部分だけが保存運動の結果残され、公園として整備されている。碑文が設置されている程度で、凄惨な歴史の面影は一切ない。

【住所】
那覇市おもろまち1-6

【利用料金】
無料

【駐車場】
なし

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【投稿日】2016年05月06日(金)【投稿者】たびらい編集部

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