
小麦粉で作ったぷるんとした皮と、はったい粉と黒糖を使った香ばしい餡が特徴の「天妃前まんじゅう」を販売する創業100年近い老舗です。
「天妃前まんじゅう」(てんぴぬめーまんじゅう)とは、かつて、那覇市久米にあった天妃宮(てんぴぐう)の市場で販売されていたまんじゅうのこと。現在では菓子店でも販売する店がほとんどなく、「ぺーちん屋」が県内では唯一の専門店になっています。
店主の上原さんの曾祖母が作るまんじゅうの味を受け継いだ、上原さんの祖母と母親が現在の場所に「ぺーちん屋」を構え、現在に至ります。火・水・金曜日のみ販売されるくずもちは、沖縄のいもくず(サツマイモから作ったデンプン)と黒糖を使った自慢の品で、火、木曜のみの販売。店内ではお茶と一緒にイートインも可能ですよ。