島建ての神話と奇岩や巨石と森

ヤンバル(山原)と呼ばれる沖縄本島北部エリアにあって安須杜(アシムイ)一帯はアマミキヨの島建て神話の息づく、琉球王朝の聖地のひとつ。
大石林森は安須杜四峰シノクセ、アフリ、イヘヤ、シジャラのうちイヘヤ、シジャラの杜巡る一帯である。2億年前に隆起し、時とともに侵蝕された石灰岩が奇岩や巨石を形成し、そこに亜熱帯の杜が広がった。
すり鉢状のドリーネやタワー状の石灰岩台地、鋭く尖ったピナクルなどさまざまな熱帯カルスト地形を大石林山で見ることが出来る。熱帯カルストとしては、世界最北端に位置するといわれる。
施設内は「バリアフリーコース」が設置されており安心して自然体験を楽しめる。コースも4つ用意されており体力に応じて選べるようになっている。近くには茅打ちバンタと本島最北端辺戸岬がある。
空港からは許田IC経由で約2時間30分。国道58号線だと約3時間。