1. 万座毛

万座毛

【投稿日】2013年05月20日(月)| 沖縄発

風の音、波の音と断崖の絶景

万座毛

沖縄本島観光の定番スポットとして知られてきた万座毛の名の由来は18世紀初頭に遡る。琉球王朝時代、尚敬王がこの地へ行幸したおり「万人が座しても足る」として賞賛したとある。

「毛」とは原っぱのことである。隆起珊瑚の断崖の上の大地には天然芝の原っぱが広がり、この一帯の群落は、県の天然記念物に指定されている。

象の形をした岩や眼下に広がる海の色合いが楽しめる。周辺はモンバノキ、クサトベラなどの海岸性植物の群落が見られるほか、イソノギクなどここだけでしか見られない幾つかの県の天然記念物が生育する場でもある。

隆起珊瑚の台地の原っぱにはコウライシバがよく生育するが、万座毛は最大級のものである。遊歩道、トイレ、駐車場とも整備されている。断崖の対岸はANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートとなっている。

那覇空港から高速で屋嘉IC経由で約55分。国道58線だと約70分。

【投稿日】2013年05月20日(月)【投稿者】たびらい編集部

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