
沖縄本島南部・南城市知念にある「テダ御川」。ここはビーチというより海岸です。琉球王朝時代には国王が久高島に渡る前に、この海岸から湧き出る泉に航海の安全を祈っていたそうです。現在は泉水は枯れてしまっていますが、整備事業が行われ海岸沿いに新しい道が出来たおかげで、歩きやすくなっています。
丘の上に旧道があり、知念崎の灯台があります。そこから眺める中城(なかぐすく)湾もなかなか良いものです。この灯台を過ぎて坂道を下りていくと海岸にたどり着きます。琉球国王が参拝に来ていた海岸というのはここだけなので、どこか神聖なものを感じる風景が広がっています。首里城の東側の聖地を回る「東御廻い(あがりうまーい)」の拝所のひとつになっているので、ビーチで遊ぶというよりも、敬虔なその風景を堪能してほしい。テダとは沖縄の言葉で太陽という意味で、「太陽神」が降り立った場所とも伝えられています。
【駐車場】
あり
【交通】
車:那覇空港から331号線で約60分。沖縄自動車道・南風原南ICから一般道におりて約40分。
路線バス:那覇バスターミナルから28番線志喜屋線(東)で知名バス停で下車。バス停から徒歩約20分。
【住所】
南城市知念知名1172
【電話番号(問い合わせ)】
なし
【利用料金】
なし
【体験できるアクティビティ】
なし
【設備】
なし