ハマクマノミが棲む“巨大クマノミ団地”が海中に広がる。

ここは宮古島の南海岸にある、小さな入り江や自然の地形を利用して造った海の公園。遊歩道が整備されているので、到着したら、まず岩山の上の展望台(黒い牛が目印)に登って周りの景色を眺めよう。遊歩道の橋が架かる入り江の奥に、白砂のビーチが広がる。この浜から展望台のある岩山の方向へ泳ぐと、橋の手前で無数のハマクマノミが棲む“クマノミ団地”が見つかる。周りにはやや地味ながら茶や褐色の元気なサンゴの姿が目立つ。スズメダイやチョウチョウウオなどのカラフルな魚の他に、ミノカサゴやヘラヤガラ、ツバメウオの幼魚など、一風変わった姿の魚も見つかる。家族連れはもちろん、魚好きの人も楽しめる。水深は0.5~5メートルほど。遊歩道の橋より内側の波静かなエリアで泳ごう。
【駐車場】
約25台(無料)
【交通】
宮古空港から上野または砂川を経由して、車で約20分
【設備】
トイレ、休憩所(野外)。付近に食堂、自販機がある
【海のコンディション】
通年泳げる