1. 【閉業】CAFE UNIZON(カフェ ユニゾン)|沖縄文化の発信源 夜景と野菜と本とアートで今日がちょっぴり潤う場所

【閉業】CAFE UNIZON(カフェ ユニゾン)|沖縄文化の発信源 夜景と野菜と本とアートで今日がちょっぴり潤う場所

【投稿日】2023年05月22日(月)| 沖縄発

景観・料理はもちろん 企画展などオリジナル要素に注目

宜野湾市新城(ぎのわんし・あらぐすく)で平成17年(2005)にオープン以来、沖縄でその名が広く知られている「CAFE UNIZON(カフェ ユニゾン)」。

店内に入ったら、読書灯のついたカウンター席やソファ席などから、お気に入りの場所をさだめて、ふっと肩の力を抜いて過ごしましょう。

窓からの眺めは、海に沈む太陽や静かに広がる北谷町美浜(ちゃたんちょう・みはま)の夜景が楽しめます。ブックコーナーには、なかなかお目にかかれないアーティスティックな作品がずらり。いすに深く腰かけて、心が潤い、充足していく感覚までをも味わいたいですね。

CAFE UNIZON

人気の「ユニゾンコーヒー」は、県内の老舗コーヒーロースター「沖縄セラードコーヒー」によるユニゾンオリジナルブレンドのコーヒーです。

オーダーごとに豆を挽き、ペーパードリップで一杯ずつ抽出するのは、よりおいしいコーヒーを味わってもらうため。4種の豆をブレンドした深い香味を茶褐色の雫に閉じ込めて、カップに注いでいます。

さらに「島どうふティラミスのパフェ」を一緒に頼めば、コーヒータイムの幸福感も倍増。バニラアイスの上には、島どうふでつくったユニゾンオリジナルのティラミス、甘酸っぱいベリーと焼き菓子の「島みかんショコラのクグロフ」をトッピング。口の中に島どうふの風味がふわりと広がる、魅惑のスイーツです。

CAFE UNIZON

食事メニューで人気なのは「ガパオライス+お好きなドリンク」のセット。炒め煮した挽き肉には、石垣島産のホーリーバジル(トゥルシー)や、若返りの薬草とも言われるツボクサ(ゴツコラ)を合わせています。

スプーンで卵を割ってパクリ。スパイシーなひと皿から、たくさんパワーをもらってくださいね。マッシュポテトサラダと「玉那覇味噌(たまなはみそ)」を使ったみそ汁も付くうえに、玄米は大盛りの注文が可能なので、食べ応えもばっちりです。

ほかにもユニゾンに並ぶ料理は、島野菜をはじめ、本来の野菜のうま味と甘味を引き出す自然栽培という、こだわり農法ものを中心に利用しています。野菜の組み合わせや、ハーブやスパイスでアレンジを加えた料理法で、おいしい発見や感動に出会えますよ。

CAFE UNIZON

店頭では、お土産にぴったりの「極糖クグロフ」も見つけました。

こちらは、フランス発祥の焼き菓子・クグロフをユニゾン流に仕立てたオリジナルスイーツ。宮古島の「シートーヤー」でしか生産されていない“幻のサトウキビ”を使い、昔ながらの釜炊き製法で作られた極糖(黒糖)とラムレーズンがたっぷり入っています。( シートーヤーとは「黒糖をつくる製造所」を意味する宮古島の方言)

沖縄の太陽をイメージしたパッケージも華やかで、贈り物として喜ばれること間違いなしです。

店長の田代さん、スタッフのハルナさん&ミクさん。

「このスペースはもともと、沖縄に移住したオーナーが編集の仕事を再開する場を探そうと見つけた場所です。でも、ひと目見て『ここはカフェになりたがっている!』って感じたそうで。それが、僕の知るユニゾン誕生のきっかけです」と、田代さんは話します。

沖縄の食材や調理法を使い、沖縄在住の作家による作品の展示会も行う「CAFE UNIZON(カフェ ユニゾン)」。昼は「沖縄文化食堂」、夜は「沖縄文化酒場」をキーワードに、空間全体で沖縄の魅力を発信しています。

平成30年(2018)1月10日からは、新たに水~日曜のモーニングタイムも導入。創業から10年以上経った今もなお、進化を続けています。

【店舗名】
CAFE UNIZON(カフェ ユニゾン)

【住所】
宜野湾市新城2丁目39-8 MIX life-style 2F

【問い合わせ(電話番号)】
TEL:098-896-1060

【営業時間】
10時~22時

【定休日】
火曜

【駐車場】
あり

【その他】
禁煙 ペットOK(ひざの上) 無線LAN対応

⇒公式ホームページはこちら



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【投稿日】2023年05月22日(月)【投稿者】たびらい編集部

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