神が降臨したという伝説の岬。風除けの植物群落は県の天然記念物

琉球を興した祖神・アマミキヨが、降り立ったという伝説が残る聖域。島の北東の端にある。ここへ向かう道の途中には原生のクバ(ビロウ)の木が生い茂る森があるが、昔、久高はクバ島と呼ばれていたことがあったという。それというのも、かつて神様はクバの木を持って降りてくるという信仰があったから。また、この周辺にあるオキナワシャリンバイなどの風除けの植物群落は、県の天然記念物に指定されている。一般的にはそんなところでイカ釣りをしていいのかとも迷うところだが、島の人にとっては絶好のイカ釣りポイント。トライしたい人は島の人に声をかけてみよう。