
国道330号線と県道77号線が交差する糸満ロータリーのすぐ近くにある高台で、高さ30メートルほどの石灰岩丘陵上にある拝所(ウガンジュ)。かつては、海上で船の位置を確認するための目印にもなっていました。
現在は展望台と公園があり、宇宙船のような形の展望台からは、糸満漁港や町並みを一望できます。糸満ハーレーの最初のレースが、ここでの旗振りの合図でスタートすることで有名ですよ。
14~15世紀、古代琉球の三山時代には、南山(なんざん)最後の王・他魯毎(たるみい、たるまい)が、中山(ちゅうざん)の王・尚巴志(しょうはし)の攻撃を受けて妻子とともに自害した場所でもあります。また、昭和天皇の即位を記念して建てられた「御大典記念碑」があるが、無数の弾痕の跡が見られる戦争遺跡となっています。
【住所】
沖縄県糸満市糸満620
【電話番号(問い合わせ)】
098-840-3100(糸満市観光協会)
【交通】
那覇空港から県道231号線、国道331号線を糸満方面へ車で約30分
【営業時間】
終日
【定休日】
なし
【利用料金】
なし
【駐車場】
あり(無料)
【設備】
遊具、公衆トイレ、販売機、休憩所
【備考】
スロープが設けられており、車いすやベビーカーでも高台まで上がることができる。なお、展望台は階段のみ。