石垣島で最も盛大に行なわれる伝統行事

四ヵ字(しかあざ)の豊年祭は、石垣島最大の伝統行事です。「四ヵ字」とは、石垣市内の字石垣・字大川・字新川・字登野城の4つの字(あざ、集落のこと)ことで、旧暦6月に行われる。四ヵ字の豊年祭は、2日間にわたって行われます。地元の人から大切にされているお祭りです。
1日目は「オンプール」といい、四ヵ字の御嶽(うたき、聖地のこと)に祈りが捧げられ、新川を除く3カ所で奉納舞踊が行われます。2日の「ムラプール」では、新川の真乙姥御嶽(まいつばうたき)に四ヵ字が集結し、神事や奉納芸能が行われます。その後、五穀の種子授けの儀や女性だけで大綱を結び合わせる「アヒャー綱」、東西から長刀や鎌を持った武者が現れ、勇壮な戦いが演じられる「ツナヌミン」のあと、地域住民総出の大綱引きが始まり、豊年祭はフィナーレを迎えます。
【開催時期】
2023年8月3日(木)4日(金)
【開催場所】
石垣市の四ヵ字(石垣・大川・新川・登野城)
真乙姥御嶽
【電話番号(問い合わせ)】
0980-82-1535(石垣市企画部観光文化スポーツ局観光文化課交流推進班)
【交通】
新石垣空港から市街地まで車で約45分
【備考】
地域によっては撮影や録音が厳重に禁止されているので注意