女流歌人、恩納ナビーの琉歌

恩納村の代表的な景勝地・万座毛(まんざもう)の入り口に、1700年代の伝説的な女流歌人として知られる、恩納ナビーの歌碑がある。
『波の声もとまれ 風の声もとまれ 首里天がなし 美御機拝ま』と刻まれているその歌は、「波の音も静まれ 風の音も静かになれ 国王様のお顔をみんなで拝みましょう」という歌意である。
琉球の王・尚敬王(しょうけいおう)が北部を巡視中に恩納村の万座毛に立ち寄った際、広場には王の顔をひと目見ようと大勢の人が集まっていた。その風景を見たナビーが、ウシデーク(女性たちが太鼓を打ちながら農漁の収穫を喜んで歌い踊る)の時に王一行へ歓迎の意を表して、即興で詠んだ歌といわれている。
【住所】
沖縄県国頭郡恩納村恩納2870-1
【電話番号(問い合わせ)】
098-966-8258(恩納村商工会)
【交通】
沖縄道屋嘉ICよりR58経由、万座毛方面へ車で10分
【営業時間】
終日
【定休日】
なし
【利用料金】
なし
【駐車場】
あり(無料)50台
【設備】
公衆トイレ
【備考】
万座毛駐車場の入り口にある