
玉陵(たまうどぅん)は、琉球王朝の王族が眠る神秘的な陵墓。これまで国指定の重要文化財として、2000年には世界文化遺産「琉球王国のグスクおよび関連遺産群」に登録されています。
1501年、尚真王が父である尚円王の遺骨を改装するために玉陵をつくり、以後第二尚氏王統の陵墓になります。沖縄戦で甚大な被害を受けましたが、1974年から行われた工事でかつての姿によみがえりました。
そしてこの度、2018年12月25日(火)、官報告示があり那覇市の玉陵(たまうどぅん)が建造物として正式に国宝に指定されました。沖縄県内で建造物の国宝指定は初となります。
これまでに有形文化財としては那覇市歴史博物館が所蔵する「琉球国王尚家関係資料」が2006年に国宝(歴史資料)として指定されており、那覇市は国宝2件を所有することになります。
この度、めでたく国宝になった玉陵を見に、沖縄を訪れてみてはいかがでしょうか。
【住所】
沖縄県那覇市首里金城町1-3
【電話番号(問い合わせ)】
098-885-2861
【交通】
ゆいレール首里駅より徒歩約15分、首里城からは徒歩約5分
【営業時間】
9時~18時
【定休日】
無休
【利用料金】
大人 300円、小人 150円
※保護者が同伴する小学校就学前の方は無料
【駐車場】
首里城の駐車場を利用