小禄地域の女性たちが繰り広げたガールズトークの様子が唄になった

大正初期の特産品を唄った産業歌。小禄・豊見城・垣の花の三つの村では織物が盛んだった。その三村の女性が集まり、機織りの話で盛り上がる様子を唄にしている。「織り間違えると、損をするよ」などと教訓めいた歌詞もつけられている。
二番三番と唄の続きがあり、上泊・泊村・元の泊で塩炊きをしていた男性、糸満・兼城・潮平の魚売りの女性、赤田・鳥堀・崎山の酒蔵の男性、辻・中島・渡地の遊郭の女郎など、さまざまな職業人が登場する。三つの村と、その地区にまつわる産業と教訓がそれぞれ唄になっている。
【この唄を聴くには】
赤嶺駅から首里駅方面行きに乗車
または、奥武山公園駅から那覇空港駅方面行きに乗車
【HP】
http://www.yui-rail.co.jp/