漁村ののどかな日常の風景を描いた唄

恩納村恩納の海岸「谷茶(たんちゃ)前」での漁を題材とした沖縄民謡。250年ほど前に万座毛(まんざもう)に立ち寄った琉球王を歓待するためにできた唄と伝えられている。男は櫂(かい)で魚を捕り、女はバーキ(ざる)に魚を入れて頭にのせて歩く様子が描かれる。「女たちから魚のにおいがして、かわいらしいね」と聴いている人が照れてしまうような歌詞がついている。宴の余興でもよく踊られるテンポの良い一曲。
【この唄を聴くには】
赤嶺駅から那覇空港駅方面行きに乗車
【HP】
http://www.yui-rail.co.jp/