沖縄本島最北端の集落、その名も「奥」の川の上空に舞う700匹の鯉のぼり。子供たちの健やかな成長を願って行われるゴールデンウィークのヤンバル(本島北部)の風物詩。

「ヤンバル(山原)」とは本島北部の自然が多く残る地域のこと。毎年5月上旬、ゴールデンウィーク期間中の3日間に国頭村(くにがみそん)の「奥ヤンバルの里」前を流れる奥川の河川公園で行われる鯉のぼりのお祭り。本島最北部国頭村の雄大な自然の中、川の上空に700匹あまりの鯉のぼりが悠然と泳ぐさまは壮観だ。
端午の節句の時期に子供たちの健やかな成長と交通安全を願って、奥集落あげて始まったこのお祭りも今年で第30回目をむかえ、県内外から多くの家族連れや観光客が訪れる。河川敷では鯉のぼりを見上げながら家族揃ってピクニック気分が楽しめ、公園内の特設ステージではエイサーや民謡ショーなどの各種イベントも連日開催されるほか、地元の特産品や食べ物の販売もある。また、奥ヤンバルの里には宿泊施設やレストラン、民具資料館も備わっているのでヤンバルの大自然の中で宿泊してのんびり過ごすのも良い。
鯉のぼりはお祭り期間の前後のゴールデンウィーク期間中ずっと見ることが出来る。
【開催日時】
2019年5月3日(金・祝)~5月5日(日)
例年5月のゴールデンウィーク中の3日間
※2023年の開催はありません
【開催地】
奥ヤンバルの里 河川公園(国頭郡国頭村奥1280-1)
【問い合わせ】
奥ヤンバル鯉のぼり祭り実行委員会(奥ヤンバルの里)
電話:0980-50-4141
⇒公式サイトはこちら
【交通アクセス】
奥ヤンバルの里までは那覇空港から沖縄自動車道経由で約130キロ、約2時間15分。許田ICでおりて国道58号線を北上、奥郵便局の交差点を右折。