沖縄で最も古い亀甲墓といわれる、英雄「護佐丸公」の墓

中城城跡近くの台グスクと呼ばれる丘の麓にある。1458年勝連按司「阿麻和利」を総大将とする王府に攻められた護佐丸一族党が、三男盛親を残し中城城で無念の死をとげた。謀反の疑いも晴れ1686年にその子孫毛氏豊見城家八代目盛定によって、王府から拝領した土地に建てられたものである。沖縄最古の亀甲墓として文化的な価値も高い。史跡ではあるが、個人の墓でもあり駐車場や管理施設などもないので、礼節を持って訪れたい。
【住所】
沖縄県中城郡中城村字久場 台城原842-2
【備考】
中城城跡駐車場より県道146号線を南下して最初の右カーブにある小道へ左折、50メートルほど進んだ沖縄自動車道を利用すると(那覇ICから北中城ICで下りる)約30分。