浜集落の生活を支えた湧き水

沖縄には「カー、またはガー」と呼ばれる場所が数多く存在する。自然の湧き水を利用した井戸のことで、農耕社会を形成するには水が必要で、湧き水がある場所を中心にして集落が作られていた。浜比嘉島は、小さい島でありながら、カーの数が多い。そのうちのアガリカーは比嘉集落にあり、集落の東側にあることからアガリ(沖縄方言で東)ガーと呼ばれるようになった。戦前は水が豊富に湧き出ており、集落の生活を支えていた。現在は、旧暦の年頭拝みなどで祈願している。
【駐車場】
なし
【交通】
沖縄北ICから車で約35分。
県道10号線、海中道路を渡る。平安座島に着いたら二手に分かれた道を右折。浜比嘉大橋を渡って左折して比嘉集落に入る
【住所・電話番号】
うるま市勝連比嘉
【利用料金】
無料