14~15世紀ごろのグスク時代の遺跡。島の信仰地

渡名喜(となき)島の信仰地「里遺跡」。里殿とヌル殿内の2つの拝所があります。集落北東部の小高い丘の上にあり、14~15世紀ごろのグスク時代の遺跡と言われています。発掘調査によって、里遺跡周辺から、グスク系の土器、輸入陶磁器、鉄釘、鉄鎌、古銭などのほか、炭化米や麦が出土し、当時、ここで島の人々が送っていた生活の一端が判明しています。
【駐車場】
なし(丘の下に駐車し徒歩で登る)
【住所】
島尻郡 渡名喜村
【交通】
沖縄本島・泊港からフェリー琉球、またはフェリーくめしまで約1時間45分。※久米島行で渡名喜島を経由しない便があるので注意。大人:片道2700円、往復:5130円。
渡名喜港から北東に進み、車で約5分。階段山道を徒歩で約30分