1. ジャッキーステーキハウス|愛され続けて60年以上。老舗の上等ステーキ&タコライス

ジャッキーステーキハウス|愛され続けて60年以上。老舗の上等ステーキ&タコライス

【投稿日】2024年04月23日(火)| 沖縄発

昭和28年(1953)創業以来、地元客からも観光客からも愛される、安くておいしくてボリューミーな料理を提供し続ける老舗「ジャッキーステーキハウス」。

地元ではお酒を飲んだ後の“〆のステーキ”としても定番のステーキをはじめ、ハンバーガーステーキ、ステーキサンド、スパゲッティー、タコスなど、さまざまな洋食メニューがそろいます。

ステーキ

こちらで人気ナンバーワンに君臨し続けるのが「テンダーローインステーキ」。

ジュージューパチパチ…と音を立てながらやってくるのは、柔らかな赤身のお肉です。鉄板から立ちこめる煙さえも全部吸い込んでしまいたいくらい、肉の焼けるいい匂いがたまりません。おすすめの焼き加減・ミディアムレアで、ガブリと食いつきましょう。噛むたびに、溶け出した肉汁のうま味がじわーと押し寄せ…。あまりのおいしさに、女性でも簡単に平らげてしまえますよ。

タコライス

地元ではもうお馴染み、“ジャッキー”の隠れ人気メニューといえば「タコライス」です。

挽き肉には、テンダーローインステーキ用の牛ヒレ肉の切れ端をミンチにして贅沢に使用。なのにリーズナブル!とあれば、オーダーしない訳にはいきませんよね。肉のうま味がぎゅっと凝縮されたビーフ100%のタコミートは上品な脂が冷めてもおいしく、テイクアウトする方も多いひと品です。

このタコライスには玉ねぎやピーマン、セロリに鷹の爪などを煮込んでつくった特製サルサソースをかけて。これがまたヤミツキになる理由のひとつです。ピリリと辛みの刺激と酸味も加わり、いっそうおいしさがアップしますよ。さらに、豚骨ベースのクリームスープも付くので、お腹も大満足のボリュームで味わえます。

スタッフ

先代のお父さんから店を引き継いだ、睦子さん&よし子さん姉妹。

「ジャッキーステーキハウス」の歴史は、鹿児島県の喜界島出身の先代が、沖縄で伯父さんの営む「ニューヨークレストラン」を手伝ったことから始まります。その後、のれん分けし、時代の流れとともに那覇市(なはし)のこの地に移ってきたのでした。その際に付けた「ジャッキーステーキハウス」という店名は、当時お世話になった「ジャッキー」さんという外国人の方から名前をもらったそうです。

「父の時代から店に来ている、90歳になる常連さんもいますよ」と話すのは、姉の睦子さん。よし子さんも「そうそう。年配の方でも、ステーキ2枚食べる人もいるんですから。みなさん『ジャッキーの肉を食べてるから元気よ!』って」と、笑顔をみせます。

店内

著名人のサインがたくさん飾られた店内は、ちょっとレトロな雰囲気も魅力。

「自分の目で確かめて、おいしいお肉を出したい」という想いから、交代で毎日欠かさず店に顔を出すようにしているという、睦子さんとよし子さん。

「お客さんの『また来るね』という言葉が励みになっています」、「たまたま外にいた時に『ジャッキーのステーキおいしかったね』という声が聞こえた時は、本当に感動しましたよ」と嬉しそうに話す2人を見ていると、ジャッキーが愛される理由が、何となく分かったような気がします。

今では県外にもその評判が届き、客足が耐えないお店。店内状況が分かるランプは、お父さんが考えてつくったものだそうですよ。

来店するなら、少し落ち着きをみせる平日の14~15時ごろが狙い目の時間帯です。愛嬌たっぷり・ボリューム満点・品質満足の上等ステーキやタコライスを目当てに、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。


【住所】
沖縄県那覇市西1丁目7-3

【問い合わせ(電話番号)】
098-868-2408

【営業時間】
11時~22時30分頃(最終入店22時)(予約不可)

【定休日】
毎週水曜日、元旦、旧暦の7月15日

【駐車場】
あり

⇒公式サイトはこちら

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【投稿日】2024年04月23日(火)【投稿者】たびらい編集部

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