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福州園、中国と沖縄の文化が交じり合う庭園を巡る

福州園、中国と沖縄の文化が
交じり合う庭園を巡る

更新:2019年11月20日

城(グスク)、シーサー、空手、三線など。沖縄を代表する文化や伝統には、古の中国にルーツを持つものも少なくありません。那覇市と中国福州市による「友好都市締結10周年」記念として1992年に創設された庭園「福州園」を歩き、中国と沖縄の文化的交わりを体感してみませんか。取材・執筆・撮影/小川 研(Qey Word)

[たびらいセレクション]

那覇中心部にひっそりと広がる水と緑に満ちた癒やしの空間 福州園

那覇中心部にひっそりと広がる
水と緑に満ちた癒やしの空間

ゆいレール県庁前駅から徒歩で10分ほど。中国の格式漂う「福州園正門」をくぐると、8500平方メートル (サッカーコートのおよそ1.2倍)からなる「福州市」の世界が広がります。

那覇中心部にひっそりと広がる水と緑に満ちた癒やしの空間 福州園
まずは、受付付近に設置されたQRコードから
「ガイド案内」にアクセス 。
園内の見どころをチェックできます。
那覇中心部にひっそりと広がる水と緑に満ちた癒やしの空間 福州園
園内は、四季を象徴する「明・隠・華」の三部で構成され、
福州の代表的な風景や建築物が随所に取り入れられています。
那覇中心部にひっそりと広がる水と緑に満ちた癒やしの空間 福州園
池、小川、滝…。さまざま な水景色に溢れる園内。池では鯉に餌やりも楽しめます。
那覇中心部にひっそりと広がる水と緑に満ちた癒やしの空間 福州園
御影石 (みかげいし)による福州の双塔
「白塔・鳥塔(はくとう・うとう)」の縮図。
典型的な福州の景観です。
那覇中心部にひっそりと広がる水と緑に満ちた癒やしの空間 福州園
建築物は全て木造。また、各門は方角などいずれも風水が意識されています。
那覇中心部にひっそりと広がる水と緑に満ちた癒やしの空間 福州園
橋の欄干(らんかん)に施された干支の彫刻など、
ディテールにも細かな工夫が。
那覇中心部にひっそりと広がる水と緑に満ちた癒やしの空間 福州園
石灰岩による人口山は、福州の名勝「冶山(やざん)」の水景を表わしています。
那覇中心部にひっそりと広がる水と緑に満ちた癒やしの空間 福州園
およそ10メートル の冶山頂上に立つ
冶亭(やてい)には石階段で登ります。
那覇中心部にひっそりと広がる水と緑に満ちた癒やしの空間 福州園
「飛虹橋(ひこうきょう)」と呼ばれる橋は、冶山の滝から見られる虹に由来しています。

[たびらいセレクション]

「クニンダテラス」で琉球や久米村(くにんだ)の歴史に触れる

「クニンダテラス」で琉球や
久米村(くにんだ)の歴史に触れる

1時間ほどで福州園を散策した後は、隣接する「クニンダテラス」で歴史文化をおさらいです。

「クニンダテラス」で琉球や久米村(くにんだ)の歴史に触れる
施設内(入場無料)には、
中国と沖縄、そして久米村(くにんだ)の
歴史的資料が展示されています。
「クニンダテラス」で琉球や久米村(くにんだ)の歴史に触れる
タッチパネルのモニターや、立体的なディスプレイによる解説で
わかりやすく歴史が学べます。

クニンダテラス 歴史展示室

【住所】那覇市久米2丁目30番6
【電話番号】098-943-6078
【営業時間】9時~18時
【定休日】水曜日
【ホームページ】 クニンダテラス公式サイト
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ローカル案内役
花城 綾子(たびらい編集部)

那覇市出身。最近沖縄にUターンしてきて、ディープな島の魅力を求めて駆け巡っています。車の運転にハマり中。

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