1948年、アメリカに本社を置くフォーモスト社は、沖縄に駐留する米軍関係者の生活に欠かせない乳製品を供給するために、具志川市天願(現うるま市)の米軍基地内に設立されました。これがブルーシールの歴史の始まりです。
1963年、沖縄の人たちにも食べてもらいたいとの思いから、基地の外へと飛び出し第一号の本店が誕生。カラフルで濃厚な味わいのアイスは瞬く間に評判となりました。当時はかなり高価な食べ物であったにもかかわらず、週末には多くのウチナーンチュ(沖縄の方言で沖縄県民のこと)が店に押しかけたそうです。
そして1976年、米国で優れた品質の酪農品に贈られる“ブルーリボン賞”の称号である“ブルーシール”にあやかり、社名をフォーモスト社から「フォーモストブルーシール」と改め、沖縄では「ブルーシール」の愛称で、より一層親しまれるようになりました。