
沖縄美ら海水族館の美ら海プラザ(総合休憩所)で2019年12月6日からホホジロザメのオスの成魚(全長3.2メートル)の展示が開始しました。
全身液浸標本にしたもので、学術的に見てもきわめて価値の高い展示になっています。
標本になった個体は、2014年8月に本部町近海で漁獲され、沖縄美ら島財団総合研究センターにて、標本作成を行い、2016年の夏には、国立科学博物館で開催され、期間中来場者数33万人を超えた特別展「海のハンター展」では、中心的展示物として初出展され、注目を集めた標本です。
展示開始に合わせて2020年1月5日までの土・日にはサメの専門家による特別解説も実施、また2019年12月23日からの冬休み期間中の平日・祝日は解説員による解説も実施します。
公開されている成魚の液浸標本は日本国内でももちろん、世界でも展示例がなく、沖縄美ら海水族館でしか見ることができない貴重な標本なので、ぜひ、実物の迫力を身近で体感してみてはいかが。