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「HIJA(ヒージャー)ラベル」日本最南端の清酒酒造×沖縄の日本酒専門酒屋がコラボ!

【投稿日】2018年09月07日(金)| 沖縄発

赤いラベルにヒージャー(山羊)のお顔。見つけた瞬間、そのほのぼのとした表情につられて、思わず笑みがこぼれてしまう話題のお土産をご存知でしょうか。

実はこちら、沖縄に唯一存在する清酒蔵元と、県内でも数少ない日本酒専門の酒屋が共同開発した逸品。目上の方への贈り物にも喜ばれる沖縄生まれの日本酒は、大人の旅土産にうってつけですよ。

泰石酒造

酒づくりを担うのは、日本最南端の清酒蔵元「泰石酒造(たいこくしゅぞう)」です。

昔から変わらない姿で佇む酒造所は、設立して50余年。創業者の安田繁史さんが、長崎県の黎明酒造(現・杵の川酒造)から四季醸造を取り入れ、冷房完備の蔵を配備したことで、当時沖縄では難しいと言われていた日本酒づくりの歴史が始まりました。(四季醸造とは、一年を通じて安定した日本酒を醸造する施設を使用した製法や技術のこと)

泰石酒造

1968年ごろに建てられた工場は、少しずつ補修や新しい機械を導入しつつ、今でも現役で稼動しています。

洗米から、最も手間のかかる麹づくり、レトロな機械を使っての槽搾り(ふなしぼり)など、仕込み作業に要する期間はおよそ1ヵ月。高温多湿な沖縄でも清酒づくりに適した温度を保てる設備を使用し、さらに人の手しごとが随所に加わることで、美味しい日本酒が出来上がります。

黎明

泰石酒造を代表する2つの銘柄といえば、「黎明(れいめい)の純米吟醸」と「元禄黎明」。

低温で長期発酵させて仕込む「黎明の純米吟醸」は、年間で限定約2000本のみしか世に出ない貴重な一本。口の中に広がるほのかな甘みとフルーティーな香りを愉しみながら、刺身や冷奴などをお供に、冷酒でキュッと味わうのがおすすめです。

対して「元禄黎明」は、南国・沖縄のイメージにもぴったりな辛口仕立て。焼き鳥やゴーヤーチャンプルーといった、濃い味つけの料理との相性も抜群です。

HIJA宮林商店オリジナルラベル

そして、こちらが日本酒専門店「宮林商店」とのコラボで誕生した「HIJA宮林商店オリジナルラベル」です。

赤地に沖縄の地図やアカバナー(ハイビスカス)、ヒージャー(山羊)の顔が描かれたユニークなラベルは、デザイナーのKawaさんが手がけたもの。「たくさんの人々が気軽に手に取れるように」との想いを込め、これまでの日本酒のイメージをがらりと変える親しみやすいデザインになっています。

緑のボトル「HIJA 本醸造 宮林商店オリジナルラベル 」は、香りの雰囲気が泡盛に似ているので、泡盛好きの方もぜひお試しを。旨味が増す燗酒もおすすめです。

青いボトルの「HIJA 純米吟醸 宮林商店オリジナルラベル」は本数に限りがあるので、来店前に問合せや予約をしておくといいですね。冷酒でひとくち味わえば、その美味しさに「お!?」と驚きの声を漏らしてしまいますよ。

宮林商店

「HIJAラベル」を購入できる「宮林商店」は、沖縄市の住宅街の一角に佇みます。

「泰石酒造」が手間ひまかけて造った品は、「宮林商店」の冷蔵管理による徹底した品質管理のもと、常にフレッシュさをキープ。一番美味しく飲める状態でお客の手へと渡ります。

店主の宮林さん夫妻は「“沖縄を連想してもらえるような日本酒をつくりたい”という想いがきっかけで、『泰石酒造』さんと相談して生まれたのが『HIJAラベル』です。ちなみに、ヒージャーという名前が付いていますが、山羊のエキスは入っていません」と、笑顔で話します。

「HIJAラベル」は沖縄料理にはもちろん、クセのある山羊料理ともよく合うとのことなので、機会があれば一緒に味わってみてくださいね。

現地ですぐに「HIJAラベル」の味を確かめてみたい方は、北中城村にある「和食 樂(らく)」で、夕食がてら美酒を楽しむのもいいですね。

来福 純米吟醸 ハイビスカス花酵母

「HIJAラベル」と別にもう1本…という方には、「来福 純米吟醸 ハイビスカス花酵母」をどうぞ。 沖縄をイメージできるひと品は、冷やでぐびっといける爽やかな飲み口が特徴です。

沖縄限定で販売するこちらは、「宮林商店」でのみ取り扱っているため、レアなお土産として日本酒好きの方に喜ばれますよ(2018年8月現在)。お土産購入時には、店頭で持ち帰り用の保冷バッグも販売しているほか、クール便での対応もOKです。

県内各地からお客が訪れるという「宮林商店」の店内。定番モノをはじめ、季節ごとに入れ替える清酒もリピーターの楽しみのひとつになっています。

日本酒初心者は唎酒師(ききざけし)の顔も持つ店長に声をかけて、アドバイスをもらうのも手。豊富な種類の中から、きっと好みの一本が見つかりますよ。

日本酒のつくり手と、その魅力を発信する街の商店、両者がタッグを組んで生まれた「HIJAラベル」。「沖縄といえば泡盛」というイメージを「日本酒も旨い!」に変える逸品を、沖縄好きの方にこそ贈りたい勝負土産にセレクトしてはいかがでしょうか。


【販売店舗名】
日本酒専門酒屋 宮林商店(みやばやししょうてん)

【宮林商店 商品例】
HIJA 純米吟醸 宮林商店オリジナルラベル(720ミリリットル)2260円、HIJA 本醸造 宮林商店オリジナルラベル(720ミリリットル)1134円・( 1.8リットル)2260円、来福 純米吟醸 ハイビスカス花酵母(720ミリリットル)1480円 など

【住所】
沖縄市比屋根1丁目16-5 101

【問い合わせ(電話番号)】
098-914-4419

【営業時間】
10時~18時

【定休日】
日曜、祝日

【駐車場】
あり(2台)

【備考】
カード利用可

⇒「宮林商店」の公式Facebookはこちら

・・・・・

【酒造所名】
泰石酒造(たいこくしゅぞう)

【泰石酒造 商品例】
黎明の純米吟醸(720ミリリットル)2200円、元禄黎明(720ミリリットル)1240円・(1.8リットル)2480円 など

【住所】
うるま市平良川90

【問い合わせ(電話番号)】
098-973-3211

【営業時間】
9時~18時

【定休日】
日曜、祝日

【駐車場】
あり

【備考】
カード利用可

【工場見学】
事前に問合せの上、1週間前迄に要予約(1名~数名程度)
※2~3月頃、10~11月頃、その他の仕込み期間中は受付不可

⇒「泰石酒造」の公式サイトはこちら

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