
読谷村のホテル日航アリビラにあるレストラン日本料理・琉球料理「佐和」が、平成28年(2016)6月18日(土)にリニューアルオープンする。
「佐和」は、ホテル日航アリビラにある日本料理・琉球料理のレストランで、店内に小庭のある落ち着いた雰囲気の店。ホテルの朝食会場としても使用されており、体に優しい和朝食や沖縄の食材をふんだんに使った「ぬちぐすい定食」、子供向けの朝食バイキングも用意されている。また、夕食は旬の食材を使った会席料理や寿司をあじわうことができる。
今回のリニューアルは「和」を基調とした店内に「読谷村の文化」や「琉球の歴史」をイメージした素材をあしらうことで、「和」と「琉球」が融合した空間を表現している。
エントランスは「和」と「琉球」を組み合わせたイメージで、落ち着いた雰囲気のたたずまい。また、寿司カウンターは敷地内の「ニライビーチ」の砂や沖縄の工芸品をあしらって沖縄の海を表現した作りになった。このなかでも大きくリニューアルしたのは和室。これまでの座敷をテーブル席にすることで床の段差がなくなり、足を曲げづらい高齢者や正座に慣れていない外国人の利用もしやすくなった。
「佐和」のリニューアルとホテル開業22年を記念し、平成28年(2016)6月25日(土)、26日(日)の2日間限定で特別料理のイベントを開催する。特別料理は「四季五彩 ~初夏の薫り~」と「柏原の宴」の2種類が用意されている。
「四季五彩 ~初夏の薫り~」は、リニューアルした寿司カウンターで、ホタルイカや車海老、サザエなどの初夏の香りを感じる食材を活かした寿司会席があじわえる。
また、「柏原の宴」では琉球料理と日本料理を融合させた「和球料理」を継承、進化させてきた、「佐和」の初代料理長の柏原剛雄氏が、厳選した食材を使った日本料理を提供する。さらに、この料理に合う飲み物を唎酒師(ききざけし)が好みに合わせてすすめてくれる。
どちらのコースも事前の予約が必要で、席数にも限りがあるが、「佐和」はこれからもさまざまなイベントやフェアを実施する予定だ。