
先人たちの偉大な功績を後世に伝えるため、開拓当初からの生活用品・生活様式の写真、資料などを展示している「北大東民俗資料館」。観光スポットとしての役割も担い、北大東島がどんな島で、どのような発展を遂げたのかがわかりやすく展示・解説されています。
そんな民俗資料館ですが、2000年の開館から20年以上の時を経て、新たな文献や文化財が数多く発見・登録されたことから、2022年3月にリニューアルを予定しています。新たに見つかったものだけでなく、産業や観光などいちじるしく変化した島の歩みも展示予定。漁港や宿泊施設、飛行場の建設や農作物・生体の変化など、北大東島がどのように誕生し、どのような発展を経て、どのように育まれてきたのかを知ることができます。
リニューアル後の見どころは、史跡、文化的景観についての展示物。燐光産業で成り立った島の歴史など、気になる情報量もぐんと増えるため、訪れたことのある方も、ぜひリニューアルを機に再び足を運んでみてはいかがでしょうか。もちろん既存の資料も展示されるため、初めての方も楽しめる内容となっています。なお、営業時間が1時間と短いため、来館時間にお気をつけください。
【場所】
沖縄県島尻郡北大東村字中野152-1
【営業時間】
平日 午前9:00から10:00まで
※民俗資料館への入館を希望される方は、宿泊先または、北大東村教育委員会(TEL:09802-3-4138)までご連絡をお願いします。
【休館日】
土・日・祝祭日
年末年始(12月28日~1月3日)