1. 与那原町の石獅子|与那原町内に点在する、7つの守り神を巡る。

与那原町の石獅子|与那原町内に点在する、7つの守り神を巡る。

【投稿日】2020年02月07日(金)| 沖縄発

与那原町には古くから地域を守るために石獅子が各所に置かれていました。

戦後作られた石獅子は琉球石灰岩を用いて作られており、顔や形の風化が進んでいるものもありますが、物によっては今でもしっかりと残っています。

石獅子の表情や向いている方角もそれぞれ違っているため、昔の人達の気持ちになって巡るのも面白さのひとつ。戦前の人々は、石獅子に囲まれているエリアが与那原村内という風に認識していたそうですよ。



▲大見武の石獅子



▲火の獅子

特に、大里と与那原の境界に当たる場所にある「火の獅子」と呼ばれているものは、昔、大里村(現在:南城市大里)で頻繁に起こっていた火事の火を返すために、与那原に向けて石獅子建てられていたのを、今度は与那原で火事が多く起こるようになったため、大里に向けて石獅子を立てて火を返したというエピソードがあるそう。

与那原町内に全部で7つの石獅子があり、各所で今も地域を見守ってくれています。各所に残る与那原の守り神を、与那原散策を楽しみながら巡ってみてはいかがでしょうか?


▲中島の石獅子①


▲中島区の石獅子②



▲新島の石獅子①


▲新島の石獅子②



▲北の石獅子

【投稿日】2020年02月07日(金)【投稿者】たびらい編集部

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