1. 南の島から東北へ想いを紡ぐ。紅型工房「石垣島 gruppo」

南の島から東北へ想いを紡ぐ。紅型工房「石垣島 gruppo」

【投稿日】2019年05月08日(水)| 沖縄発

石垣島 gruppo

ところ狭しとたくさんの商品が並ぶ「gruppo(グルッポ)」の工房。

ポーチやバッグにシュシュ、島の自然や文化が描かれたさまざまな商品があります。

がま口になっている「かめポーチ」は人気商品。

2008年から石垣島でgruppoを営むのは濱田 扶美さん。紅型を取り入れた作品を製作し、現在は石垣島と、地元である宮城県気仙沼の2カ所に工房を構えています。

2拠点になったきっかけは東日本大震災です。「みんなが元気になってくれそうな沖縄の色合いを東北に持っていきたかった」と濱田さんは話します。その言葉の通り、生地はどれも明るく賑やかです。

生地となるイラストは、濱田さんのアイデアを南城市の紅型作家・虹亀商店さんが紅型におこし、手染めされ、デザインが出来上がるのだそう。

小さくて可愛らしい「マースストラップ」。マースは沖縄の方言で塩のことで、魔除けとして持ち歩きます。こちらのストラップのなかには「石垣の塩」を入れています。

新作の『花咲く庭』バッグ。

沖縄のイラストレーター・MIMURIさんとコラボデザインした「気仙沼の海」の生地は数多くの商品に使われています。

文字カメラストラップも充実。本革でできているので、とても丈夫です。

キーホルダーやストラップ、そして試作中の猫の置き物。

石垣島内数カ所のショップでの取り扱いもありますが、アトリエにもぜひ遊びに来て。外出していることもあるので、お電話のうえ来店を。
住所:沖縄県石垣市石垣48 102号室 電話番号:070-2017-9780

■JTA×たびらい沖縄の挑戦
沖縄県内離島の魅力や、先人の業・知識を未来へ伝えていく若き島人にフォーカスした記事を「JTA×たびらい沖縄」のコラボ企画として取材中。現地までの道のりを、ワクワクさせるおもてなしと翼で届けてくれる「JTA」と、現地発信をモットーに沖縄ファンへ情報を届け続ける「たびらい沖縄」のコラボ記事を引き続きお楽しみください。

むすぶ、つながる~受け継がれる“島想い”~離島の職人に会いに行こう

【投稿日】2019年05月08日(水)【投稿者】たびらい編集部

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