1. 石垣島の自然を紅型で描く

石垣島の自然を紅型で描く

【投稿日】2019年05月07日(火)| 沖縄発

池間真裕子さんの作品

携帯ケース、コインケース、ポストカードなどの製品に沖縄の伝統工芸である染物・紅型(びんがた)を施す池間真裕子さん。池間さんの作品はとても華やか。

「石垣島は街じゅうが鮮やか」と話す池間さんのモチーフは島の風景や植物です。

池間さんは以前大阪に住んでいた時に石垣島出身の旦那さんと出会い結婚し、6年ほど前に旦那さんの地元に戻ってきました。大阪に住んでいた時から紅型に興味があったそうで、島の紅型工房で1年間勉強し、オリジナルを描きはじめ、今では作品もかなり多くなりました。

池間さんが手にするのは、ハイビスカスにデイゴ、ひまわりや月桃(げっとう)、蝶などが描かれた『島満開』。

思いついて作ってみたというワンピース。作品はいつも「自分が欲しいものを作る」そうです。

こちらもできたばかりのイヤリング。ハイビスカスを象っています。赤サンゴもアクセントに。

下書きをして型紙をつくり、布に糊(のり)付けをしたものに色を入れていきます。

大好きだというプルメリアをモチーフにした額装。額装はオーダーも多いと言います。

松竹梅、龍、鯉、扇などおめでたいものを詰め込んだという「寳昇龍」。

平成、令和などの文字を入れたお箸。池間さんの作品は、南ぬ島 石垣空港のほか、フサキビーチリゾート ホテル&ヴィラズの売店、ANANAS730などで出会うことができます。

■JTA×たびらい沖縄の挑戦
沖縄県内離島の魅力や、先人の業・知識を未来へ伝えていく若き島人にフォーカスした記事を「JTA×たびらい沖縄」のコラボ企画として取材中。現地までの道のりを、ワクワクさせるおもてなしと翼で届けてくれる「JTA」と、現地発信をモットーに沖縄ファンへ情報を届け続ける「たびらい沖縄」のコラボ記事を引き続きお楽しみください。

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【投稿日】2019年05月07日(火)【投稿者】たびらい編集部

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