1. 海鮮味処 亀吉(かいせんあじどころ かめよし)|旅人を誘うサバニ船が目印。久米島産の天然もずくをツルリと味わう

海鮮味処 亀吉(かいせんあじどころ かめよし)|旅人を誘うサバニ船が目印。久米島産の天然もずくをツルリと味わう

【投稿日】2018年07月19日(木)| 沖縄発

沖縄ローカル食材の宝庫・久米島(くめじま)。この地で食巡りを楽しむなら、島の東側に位置するイーフビーチ地区を散策するといいでしょう。

魅力的な飲食店が立ち並ぶ中でも、平成元年(1989)に創業した「海鮮味処 亀吉(かいせんあじどころ かめよし)」は、特におすすめの一軒。ランチ・ディナー共に大盛況の店では、久米島随一の多彩な品々がお待ちかねです。定番モノからオリジナルの品まで、たくさんの料理名が並んだメニューを見ているだけでもワクワクしますよ。

太もずく

席について真っ先に頼むべきひと品といえば、看板メニューの「ざるもずく」です。つやつやと褐色に輝く天然もずくは、店主が自ら収穫したもの。県外でよく見かける一般的なもずくと比べても、久米島産もずくは一本一本がしっかりと太いのが特徴的です。

こちらを味わう際に何より楽しいのが、その独特な食感。特製のごまだれと絡めて口へ運ぶと、適度な滑りと弾力のある歯ごたえが小気味よく、いくらでも食べられそうです。

もずくが大好物という方は、島での収穫が最盛期を迎える4~5月ごろを狙って来店するのもいいですね。この時期には、きっと一段と瑞々しい太もずくを味わえることでしょう。

アーサの天ぷら

同じく人気の高い「アーサ天」は、鮮やかな色合いに思わず目を奪われます。ぎっしりと緑色が密集した見た目の通り、地元の漁港で採れたアーサをたっぷりと使用。箸で持って口元に近づけるだけで、ふわりといい匂いが鼻先をくすぐります。

天つゆに浸けて味わうと、サクッと音をたてると同時に磯の風味が鼻腔に広がり、それはもう感激必至の味わい。パクパクと手が止まらなくなり、あっというまに器が空になってしまいますよ。
(沖縄での方言名で親しまれる「アーサ」とは、ヒトエグサ科に属する海藻の一種)

店内

様々なメニューでお客を楽しませてくれる「亀吉(かめよし)」。

店内にはテーブル席をはじめ、ひとりで気軽に座れるカウンター席や、ファミリーで楽に過ごせる座敷席も用意。誰もが居心地よく過ごせる空間にほっとします。

お土産用太モズク

「久米島の味を持ち帰りたい!」という方は、店頭で購入できる「久米島産 天然もずく」をお土産にどうぞ。近年は健康食品としても注目されているもずくを、ウチナーンチュ(沖縄人)になった気分で、家庭でも様々なアレンジを試してみてはいかがでしょうか。

沖縄料理や海産物料理が自慢の「亀吉(かめよし)」。屋根の上のサバニ(沖縄伝統の小型漁船)を目印にすると、夜でも簡単にたどり着けます。

オンシーズンは混み合うことも多いので、予約を入れての来店がおすすめ。どうしても予約でいっぱいで入れない場合には、テイクアウトして宿でゆっくり食事するのもいいですよ。

【店舗名】
海鮮味処 亀吉(かいせんあじどころ かめよし

【住所】
久米島町比嘉160-39

【問い合わせ(電話番号)】
098-985-8703

【営業時間】
11時30分~ラストオーダー14時、17時~ラストオーダー23時

【定休日】
火曜日

【駐車場】
あり

【備考】
カード利用不可
平日は日替わりのスペシャルランチあり

【2018年版】久米島のおすすめグルメ 10選

【投稿日】2018年07月19日(木)【投稿者】たびらい編集部

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