1. 島そば一番地|自家製麺と化学調味料不使用のスープで生み出す、正直者のそば

島そば一番地|自家製麺と化学調味料不使用のスープで生み出す、正直者のそば

【投稿日】2018年03月16日(金)| 沖縄発

「島そば一番地」が店を構えるのは、その名のとおり、石垣市石垣(いしがきし・いしがき)の1番地。石垣市役所の向かい側に建つ店は、無添加・無着色・自家製麺にこだわった健康志向のそばが評判を呼んでいます。

島そば一番地のメニュー

店の定番「島そば(八重山そば)」 の具材は、かまぼこ、豚肉の細切り、ネギ。地元で昔から食べられてきた、“これぞ八重山(やえやま)そば”を再現したシンプルな一杯です。

豚骨ベースのスープには、小豆島から取寄せた天然調味料や「石垣の塩」を使用。約7時間かけ、とろ火でじっくり煮て仕上げています。透明感のあるスープは、余計なものを一切使わずにつくっている何よりの証拠ですね。

そばを味わう際には、途中で赤味を帯びた香辛料「自家製ピパーズ」をひと振り足してみて。ヒハツモドキの実が原料となるピパーズは、食材の風味を引き立ててくれる香辛料です。昔ながらの製法で挽いたこちらの自家製ピパーズは、特に香り豊か。舌に残る軽い辛みも、一度味わうとクセになります。

島そば一番地のメニュー

「コッキそば」がテーブルに運ばれてくると、味の染みた肉の存在感に、思わず笑顔がこぼれます。

「コッキ」とは八重山方言で“ごちそう”の意味。麺の上には、三枚肉(豚ばらかたまり肉)、ソーキ(豚の骨付きあばら肉)、かまぼこを贅沢にトッピングしています。ボリューム満点なので、特に男性におすすめですよ。

そばに使用している麺は、オーナーの新垣さん自らが仕込む自家製麺です。しっかり圧力をかけることで、強いコシを生み出しています。のびにくい低加水率の麺は喉越しもよく、やさしい風味のスープとの相性もばっちり。夢中で食べているうちに、気がつくと器が空になってしまうおいしさです。

島そば一番地のメニュー

こちらは、夜限定メニューの「八重山かまぼこ盛り合わせ」。常連客の間で“かまもり”の愛称で親しまれているひと品には、もずく、アーサ、ピパーズなど5種の味が並びます。軽く焦げ目をつけながら香ばしく焼いたかまぼこは、香ばしい匂いがたまりません。

ピパーズの新芽を炊き込んだ「ジューシー」も一緒に頼んで、石垣島地ビールや泡盛・宮之鶴(みやのつる)をゴクリといきましょう。

平成17年(2005)にオープンした店は、全席禁煙。1階のほかに、団体客用に約30名が入れる2階席も用意しています。

特に忙しい夏の繁忙期には、そばが売切れてしまい早く閉めてしまうこともしばしば。平日の昼を少し過ぎたころに来店すれば、混雑を避けて食事することができますよ。

また、沖縄本島にも立ち寄る予定がある方は、那覇市樋川(なはし・ひがわ)にある那覇店にも足を運んでみて。また違った雰囲気の中で、こだわりの島そばを味わえます。

【店舗名】
島そば一番地

【メニュー例】
島そば(八重山そば) 600円・特盛 800円・小 500円、コッキそば 1050円、ジューシー 250円、三枚肉そば 800円、ソーキそば 950円、島らっきょう 350円、もずくの酢の物 350円、八重山かまぼこ盛り合わせ 500円(夜限定) など 

【ドリンクメニュー例】
パッションフルーツジュース 500円、石垣島地ビール(ヴァイツェン・白・黒・夕暮れ海岸・マリン)各650円、泡盛・宮之鶴(1合・からから 700円、3合・ボトル 1700円) など

【住所】
石垣市石垣1番地1

【問い合わせ(電話番号)】
0980-88-1781(時間厳守で予約可)

【営業時間】
10時30分~15時30分 、 18時~22時(売切れ次第終了)

【定休日】
木曜日 夜

【駐車場】
あり(4台)

【備考】
カード利用不可
全席禁煙

⇒公式サイトはこちら

【投稿日】2018年03月16日(金)【投稿者】たびらい編集部

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