各都道府県の慰霊碑や慰霊の塔が立ち並ぶ鎮魂の地

「平和祈念公園」から2.5キロメートルほど南西、糸満市米須に位置する「米須霊域」。域内には、戦没者の慰霊碑や、有川中将以下将兵自決の壕・慰霊塔などがある。中心にある「魂魄の塔」(こんぱくのとう)は元々は納骨堂であり、沖縄各地に点在する慰霊塔で最古のものとされている。(現在は国立墓苑に転骨されている)
他にも、「紀乃國の塔」(和歌山県)、「北霊碑」(北海道)、「大和の塔」(奈良県)など、12都道府県の慰霊碑が、およそ6.25ヘクタールの敷地に立ち並ぶ。また、西側には「沖縄県平和創造の森公園」が広がる。