1. 富士家 泊本店(ふじや とまりほんてん)| テイクアウトも良し!氷自体に煮汁が染みたぜんざい

富士家 泊本店(ふじや とまりほんてん)| テイクアウトも良し!氷自体に煮汁が染みたぜんざい

【投稿日】2024年07月30日(火)| 沖縄発

那覇市泊(なはし・とまり)の崇元寺(そうげんじ)通りから、脇道に入ると見えてくるアートな建物。こちらは「ぜんざいと言えばここ!」と、沖縄県民の間でも多くの人々が名前を挙げる「富士家(ふじや)」の本店です。なんとも楽しげな外観にワクワク感が高まりますね。


まずはおさえておきたい「富士家ぜんざい」。冷たい状態のままゆっくり味わえるようにと、他ではあまり見ない別皿スタイルで提供しています。

金時豆と白玉を少しずつとり、氷の入った真空二重構造のタンブラーにうつして一緒に食べましょう。氷がほんのり茶色がかっているのは、製氷の時点で金時豆の甘い煮汁で味がついているため。氷だけを口に含んでみても、優しい甘さに頬がゆるみます。

付け合わせの「亀せんべい」もあり、しょっぱいものと甘いものを交互に味わう手が止まりません。また、食べやすいサイズの白玉は追加でトッピングも可能です。


25周年の節目を迎えた平成28年(2016)の夏からは、「マンゴー」が登場。

ミルク氷にマンゴーシロップを加えて製氷しているため、なめらかに削った氷自体もマンゴーの味がしっかりついています。さらにダメ押しに、マンゴーアイスとマンゴー果肉をオン。まさに“マンゴーづくし”のひと品は、濃密な甘さにどっぷりと浸れますよ。

富士家入口

「20数年前に沖縄でピザの配達が流行していた時代に、オーナーが『ぜんざいを配達したらみんなが喜ぶのではないか』と考えたのが、富士家の歴史の始まり」。

そのため、テイクアウト用のぜんざいは、食べ時に合わせて氷の硬さを調整できるようになっています。最大1時間まではおいしく味わえるので、海辺などの好きな場所で堪能してみてはいかがでしょうか?

今日では学生、家族、サラリーマンや高齢の方まで世代を問わず、ぜんざいを愛するたくさんの人々で賑わう富士家。夏場の繁忙期には、1日で800杯出ることもある盛況ぶりです。食事メニューもそろえており、平日でも満席になることもしばしば。比較的空いている早い時間を狙っていくのがおすすめです。

【店舗名】
富士家 泊本店(ふじや とまりほんてん)

【住所】
那覇市泊2丁目10-9

【問い合わせ(電話番号)】
098-869-4657

【定休日】なし

【営業時間】
10月~5月 11時~19時(ラストオーダー 18時30分)
6月~9月 11時~20時(ラストオーダー 19時30分)

【駐車場】
あり

⇒公式HPはこちら

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【投稿日】2024年07月30日(火)【投稿者】たびらい編集部

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